介護 経験談

介護士から看護師になるには最短で2年 給与がいいのは看護師。 ダブルライセンスを持っているメリットとは?

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看護師さんってかっこいいよね~あこがれる!!

看護師と働いたことある人は一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

介護の仕事をしていれば、看護師とは切っても切り離せません。

老健で働いているのですが、看護師さんがいるので心強く思います。

看取りの利用者さんに優しく接しているところを見ると、「これが白衣の天使か…」っと感動したのを今でも覚えています。

介護士から看護師になる人は多く、介護士からのキャリアチェンジの一つとして、看護師があります。

僕も一度は考えたことがあります。

共通基礎課程さえ出来てくれれば看護師になりたいです。

では、介護士がどうやって看護師になるのかをここでは紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  • 介護士から看護師になる方法がわかる。
  • 看護師になるメリットがわかる。
  • 学校へ通うお金の解消方法もわかる。

介護士から看護師になるメリット・いい点とは?

看護師になればお給料が上がる

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均年収が498.6万円であるのに対し、介護士を含む施設介護員の平均年収は352.8万円と、100万円以上もの差があることがわかります。

引用:医療・介護系のお仕事に特化した求人サイト【かる・ける】より

と言うように給与の差があります。

その分看護師になれば、命に対する仕事の責任感も多くなります。

ただ、これはあくまで平均年収の差になります。

僕の働いている介護施設では、正直看護師と介護士であまり賃金の差はありません。

ただ夜勤手当が看護師の方が多いようでその辺で賃金の差が発生しています。

そのため一概に看護師になれば、給与が上がるとは言えないのも現状です。

看護師になれば働ける範囲が広まる

看護師も介護士と同様人手不足なので、どこに行っても仕事があります。

看護師になれば、病院、介護施設以外にも

看護師の働き先

診療所
美容看護師
保育園
健診センター
医療機器メーカー
産業看護師 等

と言った働き先が更に増えます。

介護士とのダブルライセンスだったら、更に介護系の仕事も選択肢の一つとして増えます。

看護師になれば出来る仕事が増える

利用者さんの処置、急変時の対応、経管栄養、採血 吸引 等 

仕事量が増えればそれだけ責任が増えますが、その分やりがいが出来ます。

今まで出来なかった、医療的な部分が出来るのも介護士が看護師を目指す理由の一つとも言えます。

介護士から看護師になる人が多いのに、もっとケアをしたいと言う理由の人も多いです。

介護士が看護師になるには?

専門学校 四年生大学 この二つ

専門学校と四年生大学の違いは以下の二つです。

学費が異なる
通学年数が違う

この二つが大きな違いです。

専門学校では学費だけで約300万

大学だと約700万と言われています。 

専門学校の方が圧倒的に安く、3年で正看護師の資格が取れます。

ただ、その分ギュッと詰め込んで教えられます。

専門学校に行っていた看護師さんに聞くと、

専門学校は夏休みや冬休みが短い。

大学が休みのころに実習があるので、大変と聞きました。

ですが、その分一年早く資格を取得出来ます。

社会人から看護師を目指すなら、一年でも早く卒業が出来て、学費も安い専門学校の方がいいですね。

ただ看護師には正看護師と準看護師があります。

正看護師と准看護師の違いは?

仕事内容は変わりません。

正看護師は医師の指示の元、業務を行います。

準看護師は、医師・正看護師の指示で行います。

また准看護師は、自己判断で動くことは出来ず正看護師に指示を出すことは出来ません。

出世も出来ないと言われています。

ただ准看護師は資格も2年で取ることが出来ます。

また准看護師から正看護師になることも出来ます。

ただ、看護業務を7年経験し、通信制の養成所で正看護師国家資格の受験資格を取得する必要があります。

もしくは3年以上経験をしてから、また学校に2年(全日制)もしくは3年(定時制)通う必要があります。

准看護師になってから、次にまた学校に通うとなると正看護師になった方がいいような気もします。

正看護師であれば、後々の出世もできます。

給与も正看護師の方がいいので、そう思うと正看護師の方がなるメリットは大きいです。

働きながら看護師になることはできるの?

働きながら看護師になることは出来ません。

全日制の大学・専門学校に通うことになるからです。

学ぶことが多いので、夜間の学校がありません。

准看護師から正看護師になる時には、定時制、通信制がありますが、無資格から看護師になる場合はありません。

看護師になりたいけど、お金がない人は看護奨学金を活用

看護奨学金は、お金がないけど看護師になりたい人にうってつけの奨学金です。

この奨学金は、お金を借りる代わりに借りた病院で何年以上働くと返済がなくなります。

奨学金を受けたい条件は「看護師になりたい気持ちです」奨学金を受けるためにその病院で面接もあります。

専門学校でも学費だけでも300万円程必要になります。

その他聴診器、ナース服、実習先までの交通費等お金は+してかかります。

1人暮らしであれば、更にお金がかかるのでこれから看護師になりたい人は是非活用したい制度です。

『専門実践教育訓練給付金』も活用したい

こちらはハローワークから給付金の給付を受けることが出来ます。

奨学金と違い返す必要がない点も魅力的です。

初めて受ける人は雇用保険に2年以上加入していたことが条件になります。

2回目以上の人は3年以上加入していれば、給付を受けることが出来ます。

3年を上限に最大で40万円が支給されます。

また受講後1年以内に資格を取得すれば最大で48万円も給付されます。

3年×40+48=最大168万円の給付を受けることが出来ます。

国の制度は使ってなんぼなので、是非活用したい制度です。

看護師になるのが2年になる共通基礎課程?

厚生労働省が検討している新たな資格取得制度です。

医療福祉の資格で、別々に組まれているカリキュラムの一部を共通知識とし、受講が免除され、資格取得にかかる時間を短縮させることが出来る制度です。

この制度が出来ると、介護福祉士を持っている人は2年で看護師になることが出来る制度です。

ただ、2024年現在まだ制度は出来ておらず実現には至っていないのが現状です。

これが出来れば人手不足に対しても解消する一つの手段となるでしょう。

まとめ

介護士から看護師になるには専門学校か大学に通うことになります。

介護士よりも働く先が多く、業務独占資格の看護師の資格は持っていればどこに行っても仕事が必ずあります。

その分学校に通う期間が長くなりますが、持っていれば一生ものです。

もし少しでも興味があれば、近くの専門学校やもしくは職場で奨学金があるかもしれません。

僕の働いているところでもありました。

現職場に問題がなければ、そのまま同じところで働き続けることが出来るのは大きなメリットです。

このブログを読んでいる人で介護士から看護師になった人がいれば、こんなことが大変だった等教えていただけると、参考になるのですごく嬉しいです。

    ABOUT ME
    candy
    未経験から介護士になって3年目のcandyです。 小売業(正社員:2か月)→IT系の事務職(アルバイト:11か月)→繋ぎのアルバイト(幾つか)→事務職(契約社員:2年半)→介護職(正社員:3年以上) 今ままで3年以上どれも仕事が続かなかったですが、介護は3年以上仕事が続いています。 そんな介護未経験な僕が未経験な視点から経験したことや、学んだことを紹介しています。 2023年3月に介護福祉士に合格しました。

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