介護って色々資格があるよね~
未経験無資格だと何から取得したらいいんだろう?
未経験無資格だったら、
介護の入り口の資格の初任者研修を取得するのが、オススメだよ。
こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
介護の資格って沢山ありますよね。
一番有名なものは、やっぱり介護福祉士でしょうか。
介護福祉士は未経験無資格だと、経験を積まないと取得できません。
今回は、未経験無資格の方が介護の資格を取得するのであれば、何から取得すればいいのかを順を追って紹介していきます。
- 介護の資格は何があるのかわかる
- 特に未経験無資格の人は何から取得するべきなのかわかる
- ステップアップのために、どんな資格があるのかわかる
介護の資格一覧
資格 | 受験資格 | 簡単な内容紹介 |
---|---|---|
介護職員初任者研修 | なし | ・介護の入り口の資格 ・未経験無資格の人はまずこの資格の取得を目指す。 ・訪問介護で身体介助が出来るようになる。 |
介護福祉士実務者研修 | なし | ・初任者研修より実務的な内容 ・喀痰吸引・医療的ケアを学ぶことが出来る ・介護福祉士の受験資格に必須 |
介護福祉士 | 実務経験3年以上 + 実務者研修 | ・介護の国家資格 ・未経験から介護を始めた人はこの取得を目指す ・介護施設でキャリアアップするためには必須。 |
認定介護福祉士 | 介護福祉士として5年以上の実務経験 + 介護職員を対象とした現任研修の100時間以上の研修歴があること + 研修団体が課すレポートにて、一定の成績あること + 認定介護福祉士養成研修課程修了 + 認定申請 | ・介護福祉士の上位資格 ・現場のマネジメント・育成 ・他職種との連携 ・地域の介護力の向上を目指す |
ケアマネージャー | 5年以上かつ900日以上の介護福祉士をはじめとする指定されて国家資格に基づく実務経験または、相談援助業務 | ・ケアプランの作成 ・関連機関・ご家族様への連絡 |
社会福祉士 | 指定の養成施設に通ってカリキュラムを修了 | ・福祉系の資格で最上位資格 ・高齢者以外にも援助する範囲が広くなり、出来ることが増える。 |
レクリエーション介護士 | 2級:受験資格なし 1級:2級取得 | ・レクリエーション知識や実行スキル |
介護職員初任者研修 ~介護の入り口の資格~
介護の基本的な知識や技術を学ぶことが出来ます。
そのため、介護に触れたことがない未経験無資格の方にオススメです。
仕事に生かせるだけでなく、家族の介護にも生かせる資格となっています。
修了していると、訪問介護で身体介助が出来るようになります。
介護福祉士実務者研修 ~より実務的な研修~
初任者研修よりもさらに進んだ実務的なことを学びます。
特に医療的ケア・喀痰吸引は、初任者研修では学べない領域です。
修了すれば、サービス提供適任者になることも可能です。
未経験無資格の人が実務者研修から資格取得するのは、
ハードルが高いので、初任者研修からの修了をオススメします。
初任者研修と実務者研修の違いは、別の記事で書いているのでそちらも参考に。
介護福祉士 ~介護の国家資格~
3年以上の実務経験+実務者研修の資格取得で、初めて受験資格を得ることが出来ます。
未経験無資格であれば、とりあえずこの資格取得を目指して経験や勉強に励みます。
介護福祉士の資格取得がゴールではなく、そこからがまた始まりになります。
介護福祉士になれば、
- キャリアアップ
- 給与アップ
- 就職・転職の幅が広がる
- 周りからの信用を得られる
メリットがあります。
未経験無資格で働いたなら、必ず取得をしたい資格ですね。
認定介護福祉士 ~介護福祉士の上位資格~
介護福祉士の上位の資格として、認定介護福祉士があります。
介護福祉士は国家資格なのに対して、
認定介護福祉士は民間資格になります。
介護福祉士での経験・知識を生かし、介護職員のまとめ役や教育・指導を行います。
認定介護福祉士の研修修了後、認定審査を通過すれば、認定介護福祉士の資格を取得することが出来ます。
ケアマネージャー ~ケアプランの作成・立案~
正式名称は、「介護支援専門員」と言います。
資格を取得すると、介護サービスを必要としている方を対象に「介護サービス利用計画書」を作成することが出来ます。
社会福祉士 ~福祉系資格の最上位~
社会福祉士は、高齢者や障害者以外に、子供や低所得者、家庭環境に問題がある方を対象に幅広い支援を行います。
介護福祉士に比べて、対象が高齢者障害者以外にも広いため、覚える知識や技術が多くなります。
その分、働く場所は児童相談所や医療機関なども選択肢として含まれます。
レクリエーション介護士 ~レクの専門~
利用者さんが喜ぶレクリエーションの企画・実施が出来る人材を育成するための資格になります。
役割としては、レクリエーションを通じて利用者さんに生きがいを持ってもらい、健康の促進・維持をサポートすることです。
資格取得をするメリット
給与アップにつながる
中には、給与アップにつながらない資格もありますが、
既に紹介した
- 初任者研修
- 実務者研修
- 介護福祉士
は施設によれば、資格手当が付き給与アップする可能性は大です。
僕の働いている施設では、トータルで1万1千円アップになります。
初任者研修・実務者研修:資格手当 7000円
介護福祉士:基本給 4000円 アップです。
基本給が上がると,ボーナスも必然的に多くなります。
就職・転職の際に介護の資格は有利になる
無資格と有資格。全く同じ人材なら、有資格の方が採用されやすくなります。
仕事探しに対しても、条件として「介護福祉士を持っている人」、「実務者研修を持っている人」と条件が付いている場合もあります。
いい職場に巡り合うためにも、資格は持っていて損はありません。
専門知識が身に付く・家族の介護に役立つ
仕事に直結した資格ですので、働く際にすぐに活用できる知識を学ぶことが出来ます。
知識は、実際に使用してこそ意味があります。
その知識は、いづれ家族に介護が必要になった時に、必ず役に立ちます。
職場でも、仕事をしながら自宅で家族の介護をしている方もいらっしゃいます。
ここで知っていれば、自分だけでなく友人が困っている時にも役に立つことが出来ます。
キャリアアップにつながる
介護業界では、「介護福祉士」を持っている人がキャリアップへの第一関門です。
施設長になる!!
と意気込んでいても
介護福祉士の資格を取ってからの話ね。
となってしまいます。
未経験無資格の方は、経験を積んて介護福祉士の資格取得を目指してから、キャリアアップを目指しましょう。
まとめ
これから介護の仕事を始める無資格未経験の方へ向けて簡単に介護の基本的な資格を紹介しました。
- 初任者研修:介護の入り口の資格
- 実務者研修:初任者研修よりも実務的なことを学ぶ
- 介護福祉士:未経験無資格の人は経験を積んで資格取得を目指す
- 認定介護福祉士:介護福祉士の上位資格
- ケアマネージャー:ケアプランの立案が出来るようになる。
- 社会福祉士:福祉系の最上位資格
- レクリエーション介護士:レクリエーションの専門になれる
もちろんまだまだ仕事に役出つ資格はあります。
- 認知症ケア専門士
- 主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)
- 介護事務
- 介護予防運動指導員
- 福祉用具専門相談員
- 喀痰吸引等研修
- 精神保健福祉士
- 介護食士
- 福祉住環境コーディネーター
- トラベルヘルパー
- 認知症介護士
- 終活アドバイザー
- 音楽療法士 etc
資格は取得するだけで満足でなく、取得して活用して初めて役に立ちます。
資格は知識の宝庫。自分を成長させるためにもあります。
役に立つ資格を取得して、どんどん自己成長していきましょう!