こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
僕は他職種から未経験で介護職に転職して3年が経ちました。
とにかく一生懸命働いていたので、3年はあっという間でした。
そんな僕が介護職を3年以上働いて、介護施設でわかった介護のあれこれを紹介しています。
- 他職種から介護職に人転職した体験談がわかる。
あくまで僕の働いている介護施設での体験談なので、参考程度に見て行って下さい。
未経験であれば介護福祉士の受験資格を得ることが出来る
介護福祉士の受験資格である、「実務経験3年以上」を通過することが出来ます。
他職種から未経験で介護士になった人は、まず介護福祉士の資格取得を目指すのではないでしょうか。
介護施設の利用者さんに呼ばれても無視する人がいる
利用者さんは僕らからするとお客様です。
他職種やお店で接客をしていれば、お客様から呼ばれれば何かしら反応しますよね。
ですが、無視する人も中にはいます。
もちろん中には、頻回に呼ばれる方や意味も無く呼ばれる方も中にはいます。
それでも何かしらの声をかけないと相手からすると無視をされたことになってしまいます。
ただ中には反応して、それが逆に刺激になってしまい怒らせてしまったり、声を荒げられる方も中にはいます。
そのため全てに反応するのが正解と言うわけではありませんが、他職種から介護士に転職してきた僕としては、その光景が異常に思えたことがありました。
挨拶を無視する介護職員やその日の機嫌に左右される介護職員もいる
これは介護施設だけではないですが、挨拶をしても無視であったり、その日の機嫌の良さで仕事の調子が左右されたり、周りの雰囲気を悪くする職員も中にはいます。
僕は今までそのような人達に合ったことがなかったので、正直異常に思いました。
介護の仕事はチームワークなので、そのように雰囲気が悪いまま仕事をしてしまうと敏感な利用者さんはその雰囲気をすぐに察知されます。
中には、こっそりと「あの人今日は機嫌悪いわね」
と利用者さんから話かけられることもあります。
介護施設は閉鎖的な空間の中で仕事をするので、他の職域の方と交流する機会が少なく、勤務歴が長くなってしまうとマウントを取ってしまうのかもしれません。
そのため機嫌が悪い雰囲気を出していても、他からクレームやご指摘がないので、そのような対応になってしまうのかもしれません。
もちろん家族さんと接する機会があるので、外部その交流はあるんですが、こう言う人は上手いこと隠すんだよね…。
ほんと困ったもんだ。
介護施設でのIT化がなかなか進まない
世間では、IT化の導入が勧められているが介護業界ではなかなかIT化が進みません。
- 元々非IT化で仕事をしていたので、なかなか新しいもの導入に踏み切れない。(基本的に紙に記録)
- 人対人の仕事のため、PC等のITに触ることがないのでそもそもの使い方がわからず抵抗感がある。
- 働いている年齢層が高齢であることも要因の一つ。
中には、IT化をすることが非効率な場合もあるので一概には言えない点もあります。
僕の働いている介護施設でも、IT化の導入がありましたが、当初予定していた稼働日よりも3か月も導入が遅れました。
中には使い方がわからない方もいるのですが、そもそも触って理解しようともしていない方もいたので、反発が大きく導入が遅れたことがありました。
今では、操作説明会を行い全員が一定のレベルで使用することが出来るようになったので、IT化が少しづつ進んでいますが、対人の仕事のためIT化を進めるのは一苦労と言う感じでした。
3年以上介護職として働けば、いつの間にか介護施設で中堅職員になっている
入社した当初は勤務表では一番下だったのに、3年もいるといつの間にか上から5番目以内になっているなんてこともあります。
それは
- 周りがどんどん辞めていく。(自主退職、業務上の注意をしても治らなかったため事実上の退職勧告等)
- 他部署・他介護施設へ異動。
からです。
それだけ長く務める人が少ないのも原因の一つです。
辞めた職員の中には、介護の仕事が嫌になった人もいれば、他の介護施設で介護の仕事をしている人も中にはいます。
一概に介護が嫌になって辞めたと言うわけではありません。
自分が中堅職員になっていくので、いつの間にかお局となっているのか気になっています。
ただ、長く続けるだけでは意味がなく、長く勤務していてただ偉そうにしているだけの人も中にはいます。
そう言う人だけにはなりたくありませんね…。
だんだんと体力が落ちてくる
3年も働けば、自分の年齢も同じく老いていきます。
3年前と比べると体力が断然と落ちているのがわかります。
夜勤明けでの疲れが3年前と全然違います。
毎日の仕事終わりのケアも欠かすことが出来ません。
イレギュラーなことにも対応できるようになってくる
肝が据わってくるので、イレギュラーなことが起こっても対応できるようになってきます。
- 急変
- 不穏
- 職員の急な休みに伴う人員不足
- クラスター対応 等
経験値が溜まってくるので、最悪の事態を想定して仕事が出来るようになってきます。
僕は介護職を始めたばかりは、とにかく周りが見れなくて仕事が全くできませんでした。
そのため、周りに方に人よりも多く意見を求めました。そのおかげで今の僕があります。
自分でやる気や介護の仕事をする意味を見出さないと介護の仕事を続けるのが辛くなる
どの仕事も同じですが、仕事は基本的に単純作業です。
現状把握→問題を発見→問題解決→振り返り
の繰り返しです。
そのため、毎日同じことの繰り返し。自分で自分の目標が見いだせないと仕事を続けていくのが辛くなります。
働く介護施設によりますが、キャリア形成がしっかりしていないと、仕事をする上で次の目標が見いだせなくなります。
それを落ち着いて考えることも必要です。
3年以上介護職として働いてもまだまだ勉強中
仕事をする上では日々学びを得ていく必要があります。
人間は成長することが出来ます。
3年たって介護福祉士の資格を取って、そのあとは何もせずに過ごしている人
と
3年たって介護福祉士の資格を取って、次はケアマネジャーになるために勉強をしている。
または、何かしらの勉強をしている人
では、いつの間には天と地の差が出来ています。
介護の仕事は体力仕事です。
そのため、自宅に帰ってグッタリと言う方も中には多いと思います。
ですが、毎日5分でも何からしら自分のために勉強をすれば、それが積み重ねになります。
1日5分だけ早く起きて、何か本を読んでみるだけでも違ってきます。
習慣にするのは、大変ですが日々将来の自分のために積み重ねていきましょう。
そのため自然と中堅職員になっていきます。