こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
ここでは、僕は未経験で介護を始めて苦労したことや、その克服方法等を紹介しています。
全くの未経験だと、覚えることがたくさんあります。
ですが、焦らずに。
昨日より今日。
今日より明日。
と少しづつ成長していけば、きっと出来る介護士さんになるので、一緒に頑張りましょう。
candyは未経験で介護始めて苦労しなかったの?
苦労したよ!!
特に未経験やったからね。。。
ちんぷんかんぷんなことばっかりだったよ。
未経験の業務・介護技術を覚えること
業務
各曜日によってすることが違うので、1から業務を覚えることが大変でした。
とにかく言われたことをほぼ1~10まで殴り書きで、メモをする。
帰ったら、それを清書用のノートにメモする。出勤前に再度確認するをほぼ半年は繰り返してました。
僕はメモをしないと覚えることが出来ないので、この方法で乗り越えました。
介護技術
もちろん介護技術も1から教えてもらいました。
介護技術と言っても色々あり
- 移乗介助
- 排泄介助(トイレ・おむつ交換)
- 食事介助
- 口腔ケア
- 話の傾聴 etc…
これも未経験なので、1~10までメモ。僕が苦労したのは、2つあって移乗介助とおむつ交換でした。
移乗介助は、左の親指の付け根が腱鞘炎になってしまい注射を打ちました。
と言うのも、利用者さんを面ではなく、点で支えていたからだと思います。
今では、手首を返して、抱え込むように介助、また距離をかなり近くすることで、再発することなく過ごすことが出来ています。
おむつ交換は誰かがおむつ交換に行っている時などに、何も言わなくてもついていき「見学してもいいですか?」と色んな人のおむつ交換技術を学ばせてもらいました。
業務は、各曜日なので慣れてしまえば大丈夫なのですが、利用者さんは日によって体調が変わったり、様子が変わったりすることがあるので、その日その日対応を変えるのが大変でした。
今まで1+1=2 みたいな考えしか出来なかったから、
この辺は苦労したよ…。
と言うのも、利用者さんも人間です。
なので、その日の気分。体調等ムラがあります。
「自分だったら…?」
と始めは考えるようにしました。
すると、今ままでは、「業務」しか頭になかったのが、
人が見えてくるようになりました。
それからは、1人1人を見て判断出来る様にもなってきましたが、
苦手な人はまず、
「自分なら?」
で考えてみるのが、いいと思います。
未経験で利用者さんの名前を覚える
40名ほどの利用者さんの名前を覚えるのが大変でした。
1人づつ特徴をつかんだり、カルテを読んだり、とにかく利用者さんとコミュニケーションを取ることで、克服しました。
ですが、介助しない方や、コミュニケーションをとるのを嫌がる人はなかなか覚えることが出来ず。
そのような方は、後々に介助をする際に、ゆっくりと覚えていきました。
声をかけても全く反応のない寝たきりの方に声をかけるのも、すごく苦労しました。
ですが、相手にはきっと聞こえていると思って頑張って毎日小さなことでも、声をかけていました。
未経験の認知症の対応
これは今でも答えがわかりません。
ただ僕が言えることは、
日ごろからコミュニケーションを取っておくことだと僕は思います。
そうすると自ずと、利用者さんが不穏になったとき、
「この帰宅願望の根本にあるのは、寂しさかな」、
「不安になってるけど、他で気をそらしたら大丈夫かな」etc,,,
等 自ずと答えが出てきたりします。
僕もネット等で調べたりしましたが、よく見たり聞いたりするのは、
とにかく否定しない。
もちろん場合にもよると思いますが、僕らと同じですることには理由がきっとあります。
逆の立場で考えると、やりたいことをしているのに否定されると、腹がたったり、悲しくなったりしますよね。
きっとそれと同じだと僕は思っています。
ただ、不穏が強い場合は何してもダメな時、きっとあります。
僕もそれにはとても苦労しました。でもダメな時は、一人で対応せずに、周りの人に助けを呼ぶとか、時間を空けるとかで何とか対応できる時やチャンスがあるので、そのように対応していました。
もし利用者さんが不穏になっても、一人で抱え込まず、周りと一緒に考えて対応していけば、きっといい答えが見つかるはずです。
レクリエーションでの苦労
全くの未経験なので、レクリエーションが何かわかりませんでした。
今では、コロナ過なので、出来ないこともありますが、
当時は、カラオケや大きな声でお口の体操等をしていました。
と言っても、新人に大きな声を出せといいのは、
ハードルが高いんじゃないの?
って今でも思っています。
僕のレクリエーションの克服方法は別の記事にまとめています。
苦手な利用者さんの対応
これは、「認知症の対応」と似ているのですが、
十人十色。
色んな利用者さんがいます。
中には苦手な利用者さんもいます。
僕ももちろんいます。
僕は苦手な利用者さんは、とにいかく情報収集をします。
- 周りの職員に聞く
- その方の経歴を見る
- 生活記録(どのように過ごしているか等)を見る 等
後は、コミュニケーションを出来るだけ取るようにしています。
意外とその人が見えてきたり、仲良くなったりもします。
克服エピソード
僕の職場には、1人1人の話を聞くのが上手な職員がいました。
その職員に僕は苦手な利用者さんの対応方法を聞くと
- 「とにかく否定しない」
- 「徐々にテンションを上げていく」
- 「会話をうまいこと逸らす」
と言うことでした。
簡単に聞こえますが、非常にむつかしい。
全てを否定しないと言うことは、全てを肯定することにもなります。
ですが、全てを肯定すると、利用者さんがさらにヒートアップしてしまう可能性もあります。
そうならない様に、うまいこと話を逸らしながら、元気になるようにテンションを上げていく……。
なので、その職員に練習相手になってもらったりしてました。
実践
実際の利用者さん相手に挑戦しました。
すると、うまくいきました。
すると僕が今ままでは、「業務」を優先していて、その人が全然見えていなかったことにも気づくことが出来ました。
それからは、その利用者さんとは時間があれば、会話するようにし、今では頼られるように。
いつも僕との会話では、笑顔でいてくれるようになりました。
ですが、正直「業務」がある中で、なかなかゆっくりと話を聞くのは難しいです。
僕もこの利用者さんの起床介助には、今でも30分くらいかかります…。
朝の起床介助時が、一番時間がかかります。
ですが、みんながみんな「業務」中心だと、
このように話を聞いてほしい方は、逃げ場がなくなってしまいます。
それこそ利用者さんが
十人十色
なのと、同じように、職員も
十人十色
でいいんじゃないかなと僕は思います。
おわりに
まだ僕も苦労していることあります笑
まだまだ出来ていないことが、多いんじゃないでしょうか。
ですが、仕事は一人でするものではないので、
出来ない時は人に頼って、いづれ出来るようになる。
ってのも、一つの克服方法だと思います。
初めたばっかりは不安ですが、それは他の人も初めての時は不安です。
小さなことをコツコツと積み重ねていきましょう。