介護 経験談

介護職のストレス対処法とイライラ解消のコツ

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こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。

突然でしたが、介護の仕事をしているとイライラすること多いですよね。

職員の人間関係、利用者さんのわがまま、不穏の対応、業務が多い…。

あぁ~自然とイライラしてくる!!私もイライラしたくない!

僕も仕事中それなりにイライラします。

ですが、そのイライラを少しでも回避出来れば仕事がしやすくなると思いませんか。

イライラしなかったら、こんないいことがあります。

イライラしないと起こるメリット
  1. 仕事に行くのが憂鬱にならない。
  2. 良好な人間関係を構築できる。
  3. いい雰囲気だと新人が入っても、早期離職しない。
  4. 人手不足が解消される。
  5. 自分のイライラも軽減される。
  6. 仕事とプライベートの切り替えが出来る。

いいことばかり!!

私も仕事中にイライラしたくない!!

ここれはそんな介護の仕事でストレス対処法とイライラ解消のコツを紹介していきます。

この記事を読んでわかること
  1. なぜ介護職でイライラが起こるのかわかる。
  2. イライラの解決方法&解消方法がわかる。
  3. イライラしない環境づくりや心持ちがわかる。

なぜ介護職でイライラが起きるのか

介護職でのイライラの原因とは

介護職のイライラの原因は、自分予想通りにならないことです。

人間は無意識に予想をして生きてます。

その予想を超えるようなことや、予想と反することをする、されるとイライラします。

特に介護職は、人対人の仕事なので、そのイライラが同僚、上司、利用者さんに向きがちです。

あの人、こんなに忙しいのに利用者さんと話してばっかり!!

もっとテキパキ仕事して欲しいのに!!

またオムツ触って全身更衣!!もう!!どうして触るのよ!!仕事ばっかり増やして!!

更衣の時間がなかったら、ゆっくり他の仕事出来たのに!!

と言うように、自分の予想と反することが多いのが介護職のイライラの原因です。

認知症のある高齢者へのイライラを理解する

特に認知症の方は、職員の予想に反する行動をされることが多いです。

職員の予想を反する行動
  1. オムツを触り、パッドがずれてしまい更衣が多い
  2. オムツを破く、食べようとする。
  3. 何度説明しても帰宅願望が続く
  4. ご飯を食べていないと何度も訴える
  5. 急に叫ぶ、暴力を振るう、セクハラをする
  6. 介護拒否がある 等

上げればきりがありません。

このようなことに対応するため、介護職員は認知症の高齢者に対してストレスを感じやすい面があります。

イライラを感じた瞬間の対処法

怒りの瞬間に試すべきアンガーマネジメント

イライラした時には、心の中で6秒数える。

これは有名なアンガーマネジメントです。

最初の怒りのピークは6秒と言われています。

そのため、カッとなっても6秒待ち息を整えることで、怒りが静まると言われています。

イライラが限界に到達したときの対処法

イライラが限界になったら、6秒も待てない!!

そんな時は、その場から離れるのも一つの手です。

もし、そうしてもその場から離れることが出来ないのであれば、他の職員に対応を変わってもらいましょう。

イライラを自身で制御できない時は、その対象から物理的に離れるのが一番のストレス回避です。

その後は、リラックスすることを意識して、深呼吸やお茶を一口飲む、トイレに行く等して少し環境を変えることで冷静になることが出来ます。

あの時は、私の対応が悪かったのかな。

落ち着いた時に、こうやって振り返ることが出来るのが一番いいですね。

イライラする相手を理解することで、イライラを回避する

イライラする相手を理解することで、イライラを回避することが出来ます。

僕も介護施設で働いてそろそろ5年目になりますが、相手を理解することでイライラを回避することが出来ています。

イライラする相手と話すこと、理解することは正直嫌な面がありますが、話してみると以外と優しかったことや、色んな考えを持っている人がいます。

相手を理解することで、予想の範囲を広げることが出来るのでイライラをすることなく過ごすことが出来ています。

職員も利用者さんも含めて、イライラする人と接することで理解が深まります。

また他の職員から、色々と情報を入手しておくのも理解する一つの手です。

自分の成長のためだと割り切る

イライラする場面に遭遇した時は、これは自分の成長のため、仕事のためだと割りきることも大切です。

イライラすることは、大抵面倒なことが多いです。

そこに真正面からぶつかるとストレスになります。

これは自分の成長のため。これは仕事だから。

と割り切ることも大切です。

介護現場でのイライラ対策

介護施設でのイライラ、その対処法を紹介

既に紹介した通り、イライラする相手を理解するのが一番の解決方法です。

入所している利用者さんであれば、その利用者さんとコミュニケーションを取り、相手を理解する。また過去の生活履歴を知ることが出来れば、その情報を読み相手を理解しておく。

職員の場合も同様に頻回にコミュニケーションを取り、相手を理解することで、イライラを回避することが出来ます。

相手を理解することが一番ではありますが、会うだけでもイライラしてしまう時は、相手に期待しないようにして、出来るだけ接点を減らす期間を設けるのも必要です。

誰かと一緒に働く現場でのコミュニケーションとイライラの関係

私はこんなに忙しいのに、あの人また利用者さんと話してゆっくりと仕事して!!

そう思ったことがありませんか?

その人は、こちらの仕事が忙しいのに気づいていないからゆっくり仕事をしているのかもしれません。

もしくは、今日は体調が悪くゆっくりと仕事をしているのかもしれません。

利用者さんから何か重要なことを頼まれていたり、話の傾聴をしているのかもしれません。

それはわかりませんが、相手を理解する。またこちらの状況を密に報告や、手伝って欲しいことを言っていないから理解されていない場合もあります。

私今あれもこれもしないといけなくて…。

手が空いたら手伝ってほしいな…。

と言うだけでも、相手が手伝ってくれる場合もあります。

そうなれば、お互いに悪い雰囲気で働かずにすみますよね。

こちらの状況を密に報告することで、イライラが回避される場合もあります。

イライラを回避したいのであれば、自分が変わったり、自分から動くことも大事です。

夜勤でのイライラ、その解消法とは

夜勤はどうしても人手が少なく、1人の責任が重いです。

また仮眠が取れない。なかなか利用者さんが寝てくれないことに対してイライラしがちです。

夜勤の日は、前もってきちんと睡眠をとっておくことで、睡眠に対するイライラを少しでも回避するようにする。

利用者さんが寝てくれないことに対して、仕方がないと思うことも大切です。

夜は寝る時間でありますが、僕たちも時には寝れない時もあるのと同じで利用者さんも寝れない日もあります。

あの人また寝てない!!起き上がったり、もう!!イライラする!!

と思ってしまうと、自分が一番しんどくなってしまいます。

夜は寝るべき と言う考えを改めることで、少しでもそのイライラを回避することが出来ます。

昼間寝ている可能性があるのであれば、日勤帯で出来るだけ起きて頂けるような環境にしておく。

不穏で寝れないのであれば、落ち着くまで話の傾聴を行うことも大切です。

イライラする雰囲気を出すと、利用者さんも不安になり、余計に不穏になり寝れなくなる可能性もあります。

不眠なのはもしかしたら、私がイライラしているせいなのかな?

と自分を振り返ったり、

日勤帯で出来るだけ起こして頂けるような環境を作っておくことも大切です。

イライラを発散し、リフレッシュする方法

日々のストレスを解消するリフレッシュ法

自分の好きなことに没頭したり、温泉に行ったり、マッサージに行ったりして、体を休めましょう。

イライラしている時は、精神的にも肉体的にも疲れていることが多いです。

僕もイライラしている時は、どっちも疲れていました…。

せめて、休みの日だけでも休めるように仕事のことは一切考えないようにしています。

でもどうしても考えてしまうこともあるよね…。

なので、僕は休む前日には仕事を全力でやりきるようにしています。

それでも気になることがあるときは、何かにメモして仕事のある日に思い出すようにしています。

頭の片隅に仕事のことがあると、常に気にしてしまうのでそんな時はメモに残しておいて、仕事の時に思い出せるようにしています。

例えば、スマホのスケジュールに書いておいて、出勤時に見返す。

仕事の荷物の中にメモを入れておいて、出勤時に必ず目に入るようにしておけば、忘れることはありませんし、出勤時に必ず目に入るようになります。

ストレスを発散させるアクティビティとは

趣味に没頭するのが一番です。

趣味がないの…。

趣味がない人は、温泉に行ったり、整体に行ったりして体をいたわるようにするのもいいです。

精神的、肉体的どちらにもストレスがかかっている状態が一番自分にとって悪い状況です。

そのような状況が長く続かないように、少しでもストレスを感じないような状況を作ることも介護の仕事を長く続ける上で大事です。

イライラしない環境作り

高齢者と良好な人間関係を築くコミュニケーション術

  1. 高齢者は何度も同じことを聞く。
  2. ゆっくりと大きな声で話す
  3. 時には、単語で区切ってため口で話す。
  4. 他人を支配しようと思わない。

この4点を思っておくことが大事です。

特に一番最後の「他人を支配しようと思わない」が一番大事です。

よく職場でこのようなことを聞きます。

あの人(利用者さん)全然言う事を聞いてくれない。

認知症の人であれば、すぐに忘れてしまう。1秒に前に行ったことをその次には忘れているなんてことは普通にあります。

それに頑固な人であれば、言う事を聞いてくれないのは尚更です。

ただ、僕が思うのはこちらがするのは「お願い」です。

利用者さんに限らず、職員も自分の言う通りに基本的に動いてくれないですよね。

それと同じで、人を支配することは出来ません。

言ったことを聞いてくれない時は、仕方がないと思って割り切って仕事をすることが大事です。

なぜ利用者さんは、そうするのか理由を一度はちゃんと聞いてみることも大切です。

忙しい時ほど、聞くのは難しいですが一度落ち着いた時に理由をしっかり聞いてみるのも大事です。

利用者さんの要望通りに出来ることがあれば、それに合わせてこちらが環境を整えることも介護士の仕事です。

介護職で疲れを感じない職場環境の作り方

仕事が出来出来ていなくても、お互い様の精神でいる職場環境が一番仕事がしやすいです。

あの人(職員)また○○出来ていない。

そう思うと、またイライラしてしまいますよね。

もしかしたら、Aさんは忙しかったのかもしれない。代りにやっておいて、また今後会った時に注意しておこう。

位に思っておくのが一番気持ち的に楽です。

完璧を求めすぎないことも大事です。

自分も出来ていないことがあるはずです。相手に完璧を求めすぎると、雰囲気や関係も悪くなってしまいます。

イライラから逃れるための転職

転職を検討する際の注意点とは

イライラする!!

もうこんなところ辞めてやる!!

ちょっと待って!!いったん落ち着いて考えてみたら?

イライラがピークに達した勢いで転職を決意する人も中にはいます。

感情のままに離職することは正直おすすめできません。

転職活動する際に必ず前職の退職理由を聞かれます。

イライラを我慢できなくなって辞めました。

またこの人はイライラしたら退職をするのだろうかと思われて、採用されることはまずないでしょう。

一旦落ち着き、どうしても我慢が出来ない。

自分でも頑張ってみた、周りの職員や上司に相談してみてもどうしても職場環境が変わらずイライラしてしまう場合は転職をしてみるのもいいでしょう。

その場の感情のみで離職を決めてしまうといいことはありません。

次の職場では、同じようなことがないと必ず言えますか?

職場に対しても完璧や理想を求めすぎるのは、正直よくありません。

最後に

この記事を書いておいてなんですが、結構理想を書いた気がします。

ですが、僕も介護の仕事を始めて5年近くになりますが、もちろんイライラしたこと結構あります。

転職をしようと思ったことも正直あります。

なぜイライラするかを考えると、結局は自分が「相手に期待しすぎている」「相手を理解できていない」「こっちの情報発信不足」なんですよね。

自分以外はみんな他人です。

こっちの思っていることを100%理解してもらうなんて無理なんですよね。

それに自分が100%合ってるとも言えません。

そう思うと、自然と相手に期待しなくなりましたし、自分が相手を理解できるように努力しよう。相手が理解できるように情報を発信しようと考えを改めるようになりました。

イライラすることは減りましたし、結果的に仕事上では良好な関係が気づけているのかなと思っています。

今の職場はすごくいい雰囲気で仕事が出来ているので、このような状況で仕事が出来るようになっているのも正直あります。

イライラを減らすためにも、まずは自分が一度変わろうと努力してみてもいいんではないでしょか。


    ABOUT ME
    candy
    未経験から介護士になって3年目のcandyです。 小売業(正社員:2か月)→IT系の事務職(アルバイト:11か月)→繋ぎのアルバイト(幾つか)→事務職(契約社員:2年半)→介護職(正社員:3年以上) 今ままで3年以上どれも仕事が続かなかったですが、介護は3年以上仕事が続いています。 そんな介護未経験な僕が未経験な視点から経験したことや、学んだことを紹介しています。 2023年3月に介護福祉士に合格しました。

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