僕はHSPで介護施設で働いています。
パソコンでHSP診断をした結果はコチラです。
周りの目が気になったり、自分に自信がなくて、HSPって生きづらいですよね。
HSPだと正直大きな介護施設で働くのは辛いです。
ですが、HSPは介護職でかなりの武器になります。
ここではそんなHSP介護士が介護施設でどう働いているかなどを紹介していきます。
- HSP介護士が介護施設で働いて辛いポイントがわかる。
- これから介護施設で働こうと思ってるHSPさんの参考になる。
- HSPが辛い時の乗り越えかたがわかる。
HSP介護士が介護施設で働いて辛かったこと
人が多いので疲れる・人の目が気になる
関わる人が多い、人の目がとにかく多いので気になります。
特に職員・利用者共に多い介護施設では常に自分が見られている感覚になるので、落ち着きません。
人の目が気になって仕方がなく、
と不安になります。
人の目ばかり気になり、仕事のミスに繋がります。
大きな音・声に敏感になる
HSP介護士は大きな音・声にとにかく敏感です。
- 柵が倒れた音
- 壁に何かがぶつかった音
- 利用者さんの叫び声・奇声
- 職員の大きな声 等
大きな音、声が聞こえると、自分に直接何かがあった訳でもないのにドキドキします。
他の職員の対応にハラハラする
特にきつい言い方の職員が対応していると、まるで自分が言われたみたいでハラハラします。
- さっきも言ったでしょ!!
- どうしてそんなことするの!!
- 何してんの!!
- ○○してって言ったでしょ!!
- 何でわからないの!!
- あぁ~!!もう!! 等
そうなると、その日一日その人のことが怖くなります。
また気持ちもなかなか切り替えずらいので、自宅に帰っても気持ちを持ち帰ることもあるので、その日一日だけでなくしばらくはその人が怖くなります。
責任が多い夜勤がプレッシャー
1人当たりの責任が多い夜勤はプレッシャーで、仕事をしていくのが辛くなります。
そのためいつも以上に音や声、変化に敏感になってしまいます。
休む時間も少ないので、気持ちに余裕がなくなり疲弊しきってしまいます。
利用者さんの気持ちがわかって辛い
介護施設で働いていると、帰宅願望や介護拒否があります。
自分の対応が悪かったのか落ち込み、
家に帰りたい気持ちに共感し過ぎて辛くなります。
結果どうしても対応できなくなると余計に辛くなります。
自分はこの仕事に向いていないんじゃないか?
と思い仕事を続けるのが辛くなります。
HSP介護士が介護施設で長所を生かして働いていく方法
利用者さんの気持ちを汲み取ることが出来る
介護施設ではこれは大きな長所です。
職員にとっては仕事場ですが、利用者さんにとっては生活の場です。
少しでも生活苦なく過ごしてもらいたいと思います。
相手の気持ちを汲み取ることが出来れば、ゆっくりと話を聞いて気持ちが落ち着くことがある。
相手の思っていることを察して、解決策を出すことが出来る。
そうなると、利用者さんも落ち着いて生活をすることが出来るので、気持ちよく過ごして頂けるようになります。
小さな変化にすぐに気づくことが出来る
- 今日は利用者さんの様子がおかしいな。
- そわそわしてるな。
- 職員の○○さん、体調悪いのかな?
と周りの変化にすぐに気づくことが出来ます。
毎日接しているとその変化になかなか気づかない人も多いです。
その中で、日々の微妙な変化に気づけることは介護施設で働く上では大きな長所です。
利用者さんからの言葉にやりがいを感じられる
利用者さんの気持ちを汲み取ることが出来、変化にも気づけるHSPさんは利用者さんからも人気です。
感謝の言葉をよく聞きます。
- ○○さんがいてよかった~。
- ○○さんがいるからここでの生活はいいわ。
- ありがとう。等
日常的に感謝の言葉を頂けると、その分やりがいを感じることが出来ます。
正直大きな介護施設では働きにくい
特養・老健・病院・有料は向いていない
大きな介護施設ではHSPは働きにくいです。
- 職員の数が多く、利用者数が多いとその分接する人が多い。
- 人の目が多い。
- 業務が多い。
HSPにとって休まる時間がありません。
僕は老健で働いていますが、正直慣れるまではかなりしんどかったです。
今でもしんどい時がありますが、慣れるまでは3年はかかりました。
これから介護施設系で働こう思っているHSPの人は、大人数の介護施設は正直おすすめしません。
グループホーム・訪問介護の少人数で働く方が向いている
少人数で職員が少ない、利用者数も少ないグループホームはHSPには向いています。
訪問介護も一対一の仕事なので、人の目がとにかく気になる人は向いています。
こんな介護施設はHSPには向かない
周りの職員からの理解がない
人の気持ちを汲み取ることが敏感なHSPにとっては毎日いっぱいいっぱいです。
自分の気持ちを言える人が周りにいなかったり、理解してくれる人がいないと仕事を続けていくのが辛くなります。
僕のところはたまたま上司が理解があったので今でも続けることが出来ています。
他にも周りの職員、利用者さんも優しい人ばかりだったので感謝です。
業務量が多く、利用者と関わる時間が少ない・残業が多い
ですが、業務量が多く1人1人と関わることが少ない状況では、それが出来ません。
そうなると、申し訳ない気持ちが大きくなり、気持ちが辛くなります。
きつい言葉使いの介護士が多い
利用者さんに対してきつい言葉遣いの人が多いと、自分も責められている気持ちになるので働くのがしんどくなってしまいます。
それが1人位だと、勤務が被る回数が少なくなるので割り切れることもあるのですが、何人もいるとそういう訳にはいきません。
毎日そのような状況になってしまうと、自分の心も疲弊しきってしまします。
もしそのような職場に入ったばかりであれば、早々に辞めてしまった方がいいでしょう。
自分の気持ちが持たなくなります。
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気持ちがいっぱいいっぱいで落ち込んで辛い時はの対処法
解決策を自分なりに考える
なぜ落ち込んで気持ちがいっぱいいっぱいになってしまったのか自分の気持ちを整理する必要があります。
落ち込むことは後でいくらでも出来ます。
ですが、根本的なことを解決しないとまた同じことを繰り返してしまいます。
自分なりに解決策を見つけて、根本から解決する方法を模索するのが、落ち込みから脱する手段です。
「もっと丁寧に説明するべきだったのか」
「もっとテキパキ動くべきだったのか」
「状況判断を落ち着いて出来るようにならないといけなかったのか」等
自分なりに考えて実践してくことで、自然と考える力も付き自信がついてきます。
誰かに相談する
1人で解決できることはたかが知れています。
自分の考えていることを話せば、解決策が出てくることもあります。
特に介護歴が長い人であれば、経験談からすっとアドバイスをくれることもあります。
それでも出来ない時や落ち込む時は割り切るしかない
僕も出来ない時、死にたい死にたいと毎日どん底まで落ち込むこともありました。
意外と時間や経験が解決してくれる時も多いです。
あの時出来なかったことがいつの間にか出来ていた。
悩んでいたことが経験を積むことでそこまで気ならなくなった。ってことも正直なくはないです。
出来なかったことを見ずに出来ていることに目を向けてあげると、いつの間にか出来るようになっている。
慣れて段々と気にならなくなってきます。
僕も初めて働いた時は、周りの目が気になって仕方がありませんでした。
ですが、段々と年月が経つと自然と自信が付きあまり視線を感じると思うことが無くなってきました。
全くなくなった訳ではないので、HSP全快の時もありますが、自信と共に少しづつ収まってきました。
おわりに
HSPで介護施設で働いている人の参考になったでしょうか。
正直HSPで介護で働くのは大変です。
ですが、HSPだからこそ気づけることが多いです。
介護の仕事は人対人の仕事なので、人の気持ちを敏感に察することが出来るHSPは職場でも活躍出来ます。
HSPと共生して生きていければ、仕事をしてくのも楽になり武器なります。
そう思えるまでは時間がかかりますが、それを含めて自分だと思えば少しは楽になりますよ。
他にもこんなことが辛い。こんなことがHSPの武器ってがあれば、是非教えて下さい。