こんにちは!! 未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
現役介護士で、老健で働いています。
介護の仕事をしていて、こう思った方いませんか?
この仕事は毎日疲れるよ~
足は痛いし、寝ても疲れ取れないし。
次の日にも疲れ持ち越しだよ。
僕も同じこと思っていました。
今のままでは、この仕事長く続けられない…。
毎日疲れる。
特に介護施設で働いていれば、基本的に立ち仕事です。
ですが、疲れに対する対策やケアをすれば、次の日も疲れが残らずにスッキリと過ごすことが出来ます。
ここでは現役介護士の僕が、普段からしている日々の対策や解消法を紹介しています。
- 介護の仕事はなぜ疲れやすいのか?
- 日々の業務での疲労対策について
- 自宅でも出来る疲労解消法について
介護の仕事はなぜ疲れやすいのか?

- 身体・排泄・移乗介助
- 入浴介助
- 夜勤(不規則な労働時間)
- 立ち仕事
- 気が抜けない
- 人間関係
- 認知症の対応
- 頑固・わがままな利用者さんの対応 etc
上げてしまうときりがありませんが、介護の仕事はほとんどが肉体労働ですよね。
立てない利用者さんを2人介助でトイレへ誘導したり、
2人介助で移乗したり、
夜勤では走り回り、仮眠も出来ない…。
疲れが溜まるといいことがありません。
- 思考能力や注意力の低下
- イライラしやすくなる
- 行動力の低下
- 目のかすみ
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
そうなるともう仕事行くのが、億劫になってしまいますね。
そう言えば、あの人はいつもイライラしている…!!
それは、元々の性格じゃない?
余裕がなくなって、利用者さんに当たってしまうなんてこともあるかもしれません。
そうならない様に、勤務中での対策や自宅に帰ってからの疲労対策があります。
日々の自分を振り返って今日からは疲れ知らずになりましょう。
日々の業務での疲労対策

【疲労対策】ボディメカニクスを活用する
ボディメカニクスとは…?
身体の機能を上手に使って、できるだけ小さい力で介助を行う方法です。
小さな力で行うことで、介助する方もされる方も効率的で負担が少なくて済みます。
介護の仕事をしていれば、誰でも聞いたことがあるはずです。
基本中の基本ですが、基本をなくして、疲労対策にはなりません。
知らなかった人は、今日から活用して、知ってる人はいつもの介助方法を見直していきましょう!!
ボディメカニクスの8原則
ボディメカニクスを活用するには、8原則があります。
所説ありますが、僕が職場や研修で聞いたのは以下の8原則です。
支持基底面を広くする
支持基底面とは体重を支えるための床面積のことです。
かかしは足一本では倒れやすいですよね。
でも人間は足を広げることで、安定して立つことが出来ますよね。体が安定すれば、体への負担も軽減します。

重心を低くする
膝から曲げて腰(重心)を低くします。
腰から下げてしまうと腰痛の原因になります。

重心を近づける
身体を密着させて重心を近づけることにより、小さい力で介助を行うことができます。

上下ではなく水平に移動する
持ち上げようとすると利用者さんは重いので、腰へ大きな負担がかかってしまいます。
水平に移動することを意識することで、体への普段は少なくなります。
てこの原理を応用する
支点、力点、作用点の関係性を利用した、てこの原理を活用することで、介助時の動作をスムーズに行うことができます。
利用者さんの体を小さくまとめる
身体を小さくまとめることで、身体が広がった状態のときよりも摩擦を小さくすることができます。
摩擦があるとそれだけ力もいるので、身体をまとめて摩擦を少なくするということも大切です。
身体を捻らない
身体をひねると不安定な姿勢になり、腰にも負担がかかります。
大きな筋肉を使って体全体で行う
指より手。手より腕。足先より足のように大きな筋肉を使用して介助をします。
以上が8原則になります。
でもこれ以外に最も気をつけてほしいことは、
介助する時は必ず利用者さんに声をかけながらしてください。
逆の立場だと何も言われないと、何をされるかわからなくて、怖いですよね。
必ず声をかけてしてください。
利用者さんにも出来るところは、協力してもらってね。
介助に慣れてくると意外と忘れがちになって、
利用者さんを持ち上げてしまったり、体を小さくまとめるのを忘れがちです。
力づくでいくと、今は良くても後で体にガタが来たり、疲れが溜まってきます。
何より利用者さんも大変です。
慣れてきた時こそ、介助されている方のことも考えて、自分の介助方法が間違っていないか振り返りましょう。
普段から足が疲れる場合
【疲労対策】靴をナースシューズやランニング用のものに変える

介護の仕事は特に施設であれば、立ち仕事です。
そうなると一番使うのは、足ですよね。
足から疲れがやってきます。
普段使用している靴は仕事を意識した靴を使用していますか?
僕が普段から使用しておススメしているのは、ナースシューズです。
ナースシューズって女性ものばかりでは…?
男女兼用のものもあります。
ランニング用の靴を以前は使用していたのですが、物によりますが5000円以上するのが多いです。
ナースシューズは機能的で5000円以下。
更に、仕事に適した靴なのでお勧めです。

これも5000円以内で購入しました。
踵にエアーがついているので足の疲労対策にはもちろん。
踵の痛みがなくなりました。詳しくは、ブログ先でも確認してください。


ナースシューズ何度もリピートして買っています。
介護の仕事をしている人には、絶対にオススメしています。
自宅での疲労解消法
【疲労対策&解消】ストレッチを仕事の前後にしておく

急に体を動かすと筋肉がビックリしていまい、負担が増えます。
僕は必ず勤務前にストレッチをすることにしています。
学校の体育の授業でも、動く前には必ず動的ストレッチ(ラジオ体操)をしていたはずです。
それと同じで、勤務前にもストレッチは必須です。
特に腰痛対策には、ストレッチは必須です。
自宅で寝る前にも、フォームローラーを使ってストレッチするのも体が楽になります。
腰が痛みだすと思った時には、布団の上にこれを置いて、腰をコロコロしています。
使用方法が今一つわからなくても、乗って体を伸ばしているだけでも効果はあります。
【疲労解消】40℃以下のお湯に浸かる

血流を良くして、体の疲労を軽減しましょう
特に冬になると、血流が更に悪くなるので疲労がどんどん溜まってきます。
熱すぎると興奮作用があるので、40°以下のお湯に10分ほどゆっくりとつかりましょう。
夏場でも湯船に浸かった方がいいです。
ですが、夏は暑いですよね。
暑い時には、熱さがあまり残らない入浴剤を使用するのがおすすめです。
入浴後もさっぱりして過ごせます。
夏にさっぱりした入浴剤を使用しなかった時は、熱が籠って逆に疲れてしまったよ笑
【疲労解消】足枕を使う

フットピローとも言われます。
あくまで安眠することが大切です。
足枕があると寝れない方も中にはいるので、無理して使用せず。
足枕専用のものもありますが、まずはバスタオルや枕を置いて自分が心地いい高さを知っておくのをおススメします。
あまり高すぎると寝にくかったり、腰痛を発症してしまう方も中にはいます。
自分の快適な高さに合ったものを経験してから購入するのがおすすめです。
僕は普通の枕を使用しています。
自分に合った高さで、寝るのが一番いいですよ。
【疲労解消】グルタミンを飲む(サプリ)

筋トレをしている人は聞いたことがあるかもしれません。
グルタミンは体調を整えるのに、必須です。
- 免疫力を高める→風邪をひきにくくなる
- 筋肉の分解を抑制する事ができる
- 腸管機能をサポートする
僕はサプリから接種しています。
グルタミンは風邪を引いた時、疲れが溜まっている時、運動をした時など、体にストレスがかかっている時に大量に消費されます。
食べ物(大豆、肉、魚、チーズ等)からも接種出来るのですが、水や熱に弱いので、サプリから接種すると非常に効率的です。
特にこれを飲むと翌朝の疲れが全然違います。
僕もこれのお蔭か3年以上働いていて、風邪で仕事を休んだことはありません。
僕は就寝前にプロテインと一緒に接種(5~10g)しています。
【疲労対策】カルシウム&マグネシウムを取る(サプリ)

あーー!!
イライラする!!
落ち着いて!!
イライラしやすいんだったら、カルシウムとマグネシウムとってる?
僕はイライラする気持ちを落ち着けるために、カルシウムとマグネシウムを定期的に摂取しています。
薬局のサプリメント売り場に売っています。
イライラすると、カルシウムとマグネシウムが体の中で消費されます。
特にカルシウムとマグネシウムは相性がよくて、カルシウムの吸収をマグネシウムが助けてくれると言われています。
そのため、一緒に接種するのが効率的です。
またマグネシウム自体にも、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。
イライラしたら、カルシウムが足りていないって言われてたのは間違いではないんだ。
僕はそのため、起床時にはカルシウムとマグネシウム
をサプリから毎朝とっています。
摂取してからは、本当にイライラしなくなりました。
仕事でイライラしやすい人には、オススメしたい一つです。
まとめ
現役介護士の僕が普段からしている疲労対策&解消法について紹介しました。
- 介助時はボディメカニクスを意識して行う
- 仕事に適した靴を履く
- 仕事前後にストレッチをしておく
- お風呂は湯船につかる
- 就寝時は足枕を使用する
- グルタミンを取り、疲労を解消する
- カルシウム&マグネシウムを日ごろから摂取しておく
疲れが溜まるといいこ都がありません。
日々の仕事から、疲労対策をしていきその解消にも努めましょう!!
既に紹介したものもまとめて最後に紹介しておきます。
特に夜勤明けの日に入浴介助で残業なんて、もう地獄です。