こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
ここでは、僕が経験した事故や職場で起こった事故を記事にしています。
今回は、僕が実際に経験した事故ではなく、事故報告書や職員から聞いた事故になります。
事故対策としての参考として是非とも。
出勤してくると、事故があった時ビックリするよね。
そうやね。
でも起こってしまった事故を責めても仕方ないんだ。
再度同じ事故が起こらないように気を付けよう。
赤外線センサー範囲外での転倒
これは夜勤の明け方に起きた事故です。
僕が経験した事故ではないので、状況を聞いただけなのですが。
その日はいつも夜勤中の起き上がりが滅多にない、利用者さんが頻回に起き上がっていたようです。
夜間のポータブルトイレの使用の際に、ふらつきがあり、ナースコールも押されないので、赤外線センサーを使用していました。
なので、赤外線センサーが鳴るたびに訪室して対応していたようですが、何度か対応していて、センサーが鳴らなくなり落ち着いたようで、安心していた明け方に急に
「ドスん!!」
と何か落ちたような音がしたようです。
音の方を確認しに行くと、ベットボード(ベットの下の方)から降りようとして、転倒してしまいました。
利用者さんは、骨折をしてしまいました。
何日間かは、ベット上で生活をしていたのですが、軽度の骨折だったので、このまま寝たきりになってしまうとのことで、車いすでの生活に戻りました。
今では、ケガのこともなかったかのように、元気に過ごし、リハビリでも歩行練習を行い、依然と同じように生活をされています。
このような時は、無理に就寝して頂かず、職員の目の届くところで、落ち着くまで過ごして頂くのも一つの手です。
僕のところでは、上記のような対策になりました。
赤外線センサーの向き忘れ
これも赤外線センサー関連の事故なのですが、
上の事故と同じく、ナースコールを押されない利用者さんでして、
センサーがなり、ポータブルトイレで排泄するとのことで、介助をしながら排泄していたようです。
ですが、その間にもセンサーがこちら側(利用者さんや職員の方)を向いてるので、少しでも動くと、そのたびにセンサーが鳴ります。
そのため、職員がセンサーの向きを鳴らない方(逆に)向けたようです。
それはそれでいいのですが、その後部屋から離れる際に、センサーの向きを利用者さん側に向けるのを忘れていたようです。
そして、その後転倒してしまいました。
たまたま利用者さんにケガも外傷もなく、無事だったのですが、
もし打ちどころが悪ければ、最悪の場合命に関わる場合もあります。
該当職員には、厳しい注意等があったようです。
・センサーを使用している利用者さんは、消灯前はもちろん介助後は必ず音が鳴るかなど動作確認をしておいた方がいいです。
電池切れ等の予期せぬことも起こる可能性もあるので、要注意!!
支えきれずに転倒
ある利用者さんを移乗しようと女性職員が介助に行ったのですが、支えきれずに転倒してしまいました。
と言うのも、かなりの高齢の利用者さんでして、立位も取れないこともありました。
当時は、そのような情報があったので、申し送り(職員への連絡事項)にて、「無理せず2人介助で」と申し送りがあったのですが、1人で行き、力もあまりない職員だったので、そのまま転倒してしまいました。
ゆっくりと座ったので外傷はなく、無事でした。
その後、該当利用者さんは、もちろん移乗は2人介助ですが、
他の利用者さんも、立位が取れそうにない利用者さんを再度確認し、数名2人介助となりました。
・状態が少しづつ悪くなっている利用者さんは、無理せず2人介助で移乗等気を付けましょう。
オムツ交換後の柵忘れ
これは僕もあります。
特に新人のころは、オムツ交換に気を取られてしまい、その後柵を戻すのを忘れてしまう。
これは事故ではなく、インシデント(事故につながる可能性があるもの)として、僕のところでは、分類されています。
施設によれば、「ヒヤリハット」とも言うことも。
可能性としては、柵がないので、このままベットから落ちてしまうかもしれない。
そのまま打ちどころが悪ければ、最悪命に関わる事案になります。
僕の時は、たまたま全く動くことのない利用者さんでしたが、もしかしたら急に動かれるかもしれませんし、そのまま転倒してしまう可能性もありますよね。
そのため、インシデントがあった時は、すごく冷や冷やしました。
・僕は今でも毎回柵を忘れていないか心配なので、必ず部屋を離れる際には、手差し確認をするようにしています。
そのお蔭か、今のところ再発もなく過ごすことが出来ています。
さいごに
事故があると、やっぱり落ち込みますよね。
事故によれば、利用者さんの生活が大きく変わることもあります。
ですが、常に付き添って入れる訳でもないので、全ての事故を防ぐことは出来ません。
ですが、事前に「これ事故に繋がるかも」と思うことは、防ぐことが出来ると思います。
小さなことでも、事故に繋がりそうなことは、無くしていき、利用者さんも職員も安心して過ごせるようにしましょう。