やる気が全然起きない。
職場の誰とも話したくない。
(どうしたんだろう?
ちょっと前まですごく元気だったのに)
こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
最近仕事のやる気が出ない。仕事を辞めたい。そんな介護士の方、それ燃え尽き症候群ではありませんか?
僕も実はつい最近まで燃え尽き症候群でした。
今も燃え尽き状態で、正直仕事のやる気が以前ほどありません。
ですが、自分を振り返ってみると、自分は介護の仕事はやっぱり好きだと言うことに気づきました。
前ほどのやる気はないのですが、今の仕事を続けています。
自分がなぜやる気がないのか?燃え尽きてしまったのか?その原因を知るだけでも、心が楽になります。
- 燃え尽き症候群とは何かわかる。
- 介護職が燃え尽き症候群になりやすい理由がわかる。
- 介護職の燃え尽き症候群の症状がわかる。
- 介護職の燃え尽き症候群にならない予防方法がわかる。
燃え尽き症候群とは?
今までやる気があって、燃えていた人が急に仕事に対する意欲を失い無気力になってしまうことを「燃え尽き症候群(バーンアウト」と言われます。
- 疲れやすい、疲れが取れない。
- 意欲・集中力がない。
- 眠れない、朝起きられない。
- イライラする、悲観的になる。
- 他人と関わりたくない。
- 自己肯定感・達成感が低下する。
- 仕事や介護等の現場に行きたくない。
- 今まで大切にしてきた利用者さんをモノのように扱う。
- 人間関係がどうでもよくなる。
- 仕事を辞めたくなる、やる気が出ない。
燃え尽き症候群になると、以下のような変化が自身に現れてきます。
特に対人関係の仕事で「燃え尽き症候群」はなりやすいと言われています。
介護職が燃え尽き症候群になりやすい?
既に紹介した通り、対人関係の仕事が燃え尽き症候群になりやすいと言われています。
介護や医療は特に人と接する仕事なので、燃え尽き症候群になりやすい職種の一つです。
介護職で燃え尽き症候群になりやすいのは以下のような人です。
- 仕事に対して真面目。
- いつも一生懸命。
- 利用者さんに対していつも真摯にまじめに関わろうとする。
- 仕事とプライベートの境界線があいまい。
- 完璧主義の人。
真面目でいつも利用者さんに真摯に接している人は燃え尽き症候群になりやすいです。
また仕事とプライベートの時間があいまいでいつも仕事のことを考えていては、自分が休まる時間がありません。
慢性的に人手不足な介護の現場では、いつも業務に追われているので利用者さん一人ひとりと接する時間があまりとれません。
そうなると、真面目な人は一人ひとりを大切にしたいので、自分の気持ちがいっぱいいっぱいになり、自分を責めたり、自己嫌悪に陥ることもあります。
また不規則な労働時間による身体的な負担も燃え尽き症候群になる要因になります。
介護職の燃え尽き症候群の症状
燃え尽き症候群にはどんな症状があるのか、順を追って紹介していきましょう。
情緒的消耗感
仕事に疲れたり、心の余裕がなくなった。心身共に疲れ果てた。イライラしやすくなった 等の症状です。
人間関係を構築したり、人に不快な思いをさせないようにするのは非常にエネルギーがいります。
人に対する気遣いをしすぎて、非常に多くのエネルギーを使い切ってしまっている状態です。
脱人格化
人間関係が煩わしくなり、今まで大切にしていた利用者さんをモノのように扱ったり、職場の人と会話をすることがなくなった。相手のことを気にしなくなった。どうでもよくなったなどの症状が現れます。
そのため、今までは優しかった人が急に心無い言葉を発するなどの症状がみられます。
個人的達成感の低下
これまで介護職として感じていた達成感が得られなくなり、やる気が下がっている状態です。そうなると、サービスの低下や離職や転職に繋がることも少なくありません。
介護職が燃え尽き症候群にならないように気を付けたいことは?
利用者さんに共感しすぎない
それが仕事と割り切って話を聞くことが出来ているのであれば、いいのですが仕事が終わってからもずっとその気持ちを引きずっていくと心が休まる時間がありません。
利用者さんに共感しながらも、仕事と割り切って一定の距離感を保っていくのが燃え尽き症候群にならないために気を付けたいポイントです。
オンオフの切り替えをして休む
燃え尽き症候群になりやすい人は、自分を犠牲にして頑張って働き続けてしまいがちです。
オンオフの切り替えをして休む。自分の体調が悪い時には、勇気をもって休むことも必要です。自分を守るのは自分しかいません。
仕事が休みの日は、仕事のことは忘れてゆっくりと心身を休めましょう。
睡眠をしっかりととる
心身を休みめるために、睡眠は必須です。
不規則な勤務のため、なかなか決まった時間に寝るのは難しいですが、十分にリラックスして体を休めるようにしましょう。
疲れているとそれだけで、心も体も摩耗してしまいます。
自分の役割を確認する
燃え尽き症候群になる人は、自分のやることが達成された時や、やることがなくなったと感じた時に燃え尽きることがあります。
そのため自分の役割を客観的に確認して、自分が本当に求められているものは何かを確認することで燃え尽き症候群を予防することが出来ます。
相談相手を作る
燃え尽き症候群になりやすい人は、真面目な人が多いので1人で悩みや不満を貯めがちです。
悩みが不満が溜まると、自分が気づかないうちに燃え尽きてしまっていることがあります。
1人で悩みや不満を抱え込まずに、相談やアドバイスをもらえる人を職場・家庭内・友人で作ることで軽減することが出来ます。
おわりに
燃え尽き症候群になってしまったから、ダメと言う訳ではありません。
僕のようにやる気を低空飛行で続けている人も中にはいます。
やる気を常に高い状態でキープするのは、なかなかできません。
飛行機でも上昇と降下があるように、やる気も上がったり下がったりします。
燃え尽きてしまった人は、今の自分の状態を受け入れて、仕事を続けていくのも一つの手です。
仕事はあなただけでやるものではありません。
精一杯頑張ったと思って、たまにはちょっとくらい手を抜いても大丈夫です。
僕は期限を決めてそれまでにやる気が回復しなけば、他の職場への転職も考えています。
今仕事をやる気がなくて辞めたい人は、感情的にならずに自分の状態を受け入れてから、次のステップへ冷静になって踏み出してみてはいかがでしょうか。