最近は外国人で介護をしてくれる人が増えたよね。
そういえば、働いているところ日本人と外国人が半分半分だよね。
実際どうなの?
みんな一生懸命に働いてくれるよ。
中には合わない人もいるけど、それは日本人でも同じかな。
こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
介護業界でも外国人労働者がだいぶと増えてきた印象です。
これからは日本人が少なくなるので、国の施策としても外国人労働者を増やすつもりみたいですね。
でも実際に外国人で介護って大丈夫なの?
やっぱり人対人の仕事やから、日本人が介護した方がいいんじゃないの?
ここでは、そんな疑問に答えていこうと思います。
- なぜ介護で外国人労働者が増えているのかわかる。
- 外国人と一緒に介護の仕事をするのはどうなのかわかる。
なぜ介護で外国人労働者が増えているのか?
介護業界における2040年問題とは、第2次ベビーブームの時代(1971〜1974年)に生まれた方が、全員65歳以上の高齢者になることです。その数は、約3,921万人と言われています。
総人口の35%が高齢者になり、75歳以上の後期高齢者が人口の約20%となり、高齢者数がピークに達する状況です。
高齢者数がピークに達することで、要介護者数もより多くなると考えられます。それに対して、介護人材は不足する状況にあり、2040年には約69万人不足すると想定されます。
医療・介護のこれから Shift Life より
このように介護の人手不足を解消するための1つとして、外国人雇用の拡大と言うのがあり、介護業界でも外国人のなり手が増えている状況です。
うちの老健も日本人と外国人が半分半分で働いています。
介護で外国人労働者と働くメリット・デメリット
メリット
働き手が増える・人手不足が解消される
純粋には働き手が増えることで人手不足が解消されます。
人手が増えれば今までできなかった業務や利用者さんに還元することが出来るので、純粋に人手不足解消は一番いいメリットです。
職場に活気が出る
慣れない地域で一生懸命に働いている外国人がいると職場にも活気が出ます。
日本人で入社したばかりの子でも、日本語は教えることができるので、役割が出来たり、業務を通じて仲良くなることもあります。
僕も新人の頃に入ってきた外国人さんとは今でも仲良くやっています。
デメリット
言葉の壁がある
どうしても言葉の壁があります。
どれだけ日本人のように言葉を話している人でも、時々理解できない言葉も出てきます。
また来たばかりの外国人であれば、もっとなおさらです。
すごく日本語が上手な人でも、急に○○って何?って聞かれることがあります。
文化の違いがある
文化の違いはやはりあります。
そこまで大きく何かに影響するわけではありませんが、察することが苦手なようです。
日本人でも察することが難しい点はありますが、文化が違えばなおのこと難しいです。
正直察するって日本人でも苦手。
察することが嫌いです笑
特にお局とか…。
教育に時間がかかる
総括すると、教育に時間がかかることは頭に置いておいて欲しいです。
特に日本語の理解については、なかなか習得が難しいです。
日本人でも日本語があやふやな人が多いので、根気強く教えていく必要があります。
実際に一緒に働いてみてどうなのか?
僕の働いる老健では、今では働いている半分が外国人(中国人、フィリピン人、ベトナム人、タイ人)になります。
日本語学校に行きながら、いずれ介護士になる外国人の子がほぼほぼ毎日うちの介護施設で働きに来てくれています。
正直アルバイトがいないと仕事が回らないのですごく助かっています。
そんな僕の外国人と働いてみて感じた正直なところを紹介していきます。
慣れない日本語で頑張っていてすごい
真面目な子なら仕事終わりにも、日本語の勉強をしたり勤務中にも聞きなれない日本語を聞いたりして、勉強をしています。
僕が逆の立場で海外で仕事なんて無理だ…。
そう思うと本当に頑張っていると思います。
利用者さんに優しく楽しそうに会話してくれている
介護施設で働いている人の中には、高齢者と話すのが好きな人もいるみたいです。
仕事も一生懸命に頑張ってくれますが、ゆっくりと会話してくれているのを見ると、利用者さんも落ち着かれているので、こちらも安心します。
合う人合わない人がいる
中には性格が厳しい人がいるので、思っていることをズバッと言う人も中にはいます。
これは国柄なのか。本人の性格なのか…?
個人的にはやっぱり真面目な人は話していて楽しいし、不真面目な人は個人的には合わないな。って思って仕事をしています。
言葉の壁があり昔話や発語が聞き取りにくい利用者さんの対応は難しい
よく田舎や稲作の話をされる方が昔いたのですが、全然理解が出来ずに困っていることもありました。
他には発語が聞き取りにくく、ニュアンスで判断したりする人もなかなか難しそうにしています。
よく「何を話しているのかわからない」と言っているのを聞きます。
日本人であれば、わからなくても何となく聞き取れれば、前後の言葉から予測できるのですが、日本語が母国語でないのでそう言う人は日本人で対応しています。
やっぱりなかなか聞き取れないから厳しいみたいです。
業務を優先されがち
とにかく早くオムツ交換をする。早く臥床・就寝介助をする。食事介助も早く終わらす。等の糞に気が見受けられます。
でも高齢者ってなかなか早くすることが出来ないよね。
なので、中には不穏になる人もいますし、雑な人もいます。
それで看護師さんにこっぴどく怒られている子もいました…。
人にもよりますが、ポイントポイントはきちんと押さえといて欲しいね。
終わりに
外国人さんが介護業界で働きに来てくれることはすごく嬉しいです。
日本人としても外国人さんが少しでも長く働いてくれるように、仕事をサポートする必要があります。
うちで仕事している外国人さんは、とにかくオムツ交換がすごく綺麗です。
いつ見ても中心に合わせてずれも皺もなく交換してくれています。
同じ職場で働くメンバーとして、まだまだ学ぶことがあるといつも感じさせられます。
皆さんのところで働いている外国人さんはどうですか?
異文化はありますが、皆利用者さんのために働けたら一番いいですね。