こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
ここでは、介護職未経験の僕が夜勤で大変だったこと、苦労したことを記事にしています。
これから、介護の夜勤の仕事をする人や、興味がある人の参考になればと思います。
今日は夜勤だよ!!
今日はみんな寝てくれるかな……
大丈夫でしょ!!
そんな時は、無理に寝かせようとしない!!
はじめに
僕が初めて夜勤をしたのは、入社してから1年後くらいでした。
と言うのも、僕もゆっくりと育てて欲しかったのと、当時は職員も多く、すぐに夜勤が必要なほど困っていなかったので、1年後くらいに夜勤をするということになりました。
ちなみに、僕は夜勤の仕事をしたことがありません。夜は基本的に寝るものだと思っているので。
また僕は、寝ないと動けない人間なので、基本的に23時頃には就寝しているような人間でした。
僕のところは、2交代制なので16時半~9時半までが、夜勤となってます。
夜勤をする前は、夜勤の職員からの申し送りを受けると、夜大変だった!!とよく聞いていたので、不安の助長となってました……。
夜勤の仕事について
タイムスケジュール
僕のところはタイムスケジュールはこのような感じになっています。
ちなみに、2人体制の夜勤です。
時間 | 業務内容 |
21:00 | 消灯 チェックシート等 夜勤の事務仕事を行う 入浴準備 コール、センサー対応 等 |
22:00 | 見回り 上に同じ(以降終わってなければ、業務を行う) |
23:00 | 見回り 体位変換 |
23:30 | 1人休憩に入る |
24:00 | 見回り |
1:00 | 見回り 体位変換 オムツ交換(数名) |
1:30 | 1人休憩終わる 情報共有を行う |
2:00 | 1人休憩に入る(先ほど入っていない方) 見回り |
3:00 | 見回り 体位変換 |
4:00 | 1人休憩終わる 情報共有を行う オムツ交換(数名) |
5:00 | 見回り 体位変換 |
6:00 | 起床介助 |
大まかにこんな感じになっています。
僕のところは、消灯の21時を起点に2時間ごとに体位変換と1時間ごとに見回りを行っています。
基本的することは、利用者さんの夜間のポータブルトイレの介助やオムツ交換になります。
ポータブルトイレの介助も利用者さんによれば、ナースコールを押してくれる利用者さんもいれば、押してくれない利用者さん、そもそも押す意味がわからない。ナースコールがわからない。等 色んな利用者さんがいるので、そのような方には、赤外線センサーを設置して、音が鳴ったら、対応するような形になります。
ちなみに、見回りはただ見るだけでなく、僕は以下のことに注意して見ています。
- 呼吸をしているか
- 嘔吐していないか
- ベットから落ちそうにないか
- どこか様子がおかしくないか
- 昼間からの申し送りで、体調悪い人は大丈夫か 等
職員の片方が休憩に入っている時
僕はこの時が一番不安です……。
と言うのも、もしナースコールが同時に鳴った時や、センサーが何個も同時に鳴った時どうしようと思うからです。
僕は、個人的にそんなことを想定して、個人的に優先順位をつけています。
人によって、声をかければ待ってくれる利用者さんや待ってくれない利用者さんがいるからです。
またセンサーの内容によっては、見守り程度の利用者さんもいるので、同時に鳴ったときは、介助の方を優先的に行ったりします。
もちろんその方が終われば、念のために行けなかった方もすぐに確認に行きます。
また状況によれば、待ってくれない利用者さんで、起き上がるのに時間がかかる人であれば、一旦声をかけ寝かせてから少し時間を稼ぐ等の方法も取ったりしました。
ですが、休憩に入っている人も一切起こしていけない言うわけではありません。
利用者さんが急変した時や、ベットから転落した時には起こさないといけない時もあります。
またたまにですが、一人だけの時に事務作業等をしていると、急に何かが近づいてくる感覚がたまにあります……誰もいないんですが……
何なんでしょうか。幽霊でしょうか。すごく怖いです笑
次から、僕が夜勤で大変だったことの詳細になります。
職員が少なくなるので大変
21時以降は、フロアに2人だけになります。
僕のところは施設で、他のフロアを入れると合計で4人職員がいることになります。
利用者さんが急変した。亡くなった時には、基本的にこの4人で対応になります。
このような時には、自分のフロア関係なしに他のフロアに応援に行くこともあります。
僕のところは、看護師さんが基本的に1人は必ずいます。
もし急変等があれば、看護師さんのサポートに徹します。
僕は、急変時には、看護師さんの先読み先読みをするようにしています。
吸引機が必要そうなら、前もって準備をしておき、病院へ搬送するのであれば、病院の電話番号、家族さんの連絡先を用意する 等
僕は、まだ夜勤中に亡くなった方の対応をしたことがないのですが、
急変時にはこのように対応していました。
・夜勤中の急変時などの対応方法は各施設にあるはずです。
不安な人は、夜勤に入る前に先輩職員から簡単にでも聞いておけば、不安は少しは軽減すると思います。
利用者さんが不穏になったら大変
状況にもよりますが、今でも大変です笑
特に新人の時は、業務をするので精いっぱいなので、不穏になってもなかなか対応できないことも多々ありました。
また僕はまじめな性格なので、なかなか話を逸らしたり、違う話をすることなどが苦手でした。
ですが、段々と利用者さんと信用関係が出来てきたり、わかってきたりすると対応が出来るようになってきました。
僕の場合は、そのまま真実を言うパターン
話を逸らしたり、はぐらかすパターンを使っています。
でも基本的には、安心してもらえる声かけをするように心がけています。
対応していると利用者さんの顔を見ると、その話しに納得しているかどうかすぐにわかります。
なので、幾つか話してみてこれはいける!!と思ったら、その話でグッと押すようにしています。
後は新人の頃は、先輩社員の対応を見ていました。
先輩も僕のような対応で言っていたと思います。
僕のところの利用者さんは、基本的にみんな寂しいんだと思います。
みな口々にするのは、「家族」のこと。
やっぱり安心出来る人、場所が一番ですよね。
そんな時に、信用できる職員が側にいた方がやっぱり利用者さんも落ち着きますよね。
特に入ったばかりの時は、なかなか対応むつかしいと思いますが、昼間等不穏でない時に、少しでも話しかけると、繋がりが出来るかもしれません。
小さなことから、積み重ねていきましょう。
・夕方になると、だんだんと落ち着かなく利用者さんもいます。
そんな人は、周りの人から対応方法を聞いておくとよいでしょう。
利用者さんが寝れなくて大変
どうしても寝れない時、僕たちでもあると思います。
そんな時は、無理やり寝れないもの。
なので、利用者さんもどうしても寝れない時は、無理に寝てもらおうとしないようにしています。
とは言っても、1度か2度はベットの上で話をしたりします。
「もう○時ですよ~。皆さん寝てますよ」等
それでも寝れない人、起き上がって大変な人は、ベットから起こして、職員が見守り対応できるところにいてもらうようにしています。
このような利用者さんには、ほとんど赤外線センサー等がついていたりします。
一度、僕のところであったのですが、赤外線センサーの外からベットから転倒した利用者さんもいました。
また可能性的には、ベットの上に立ってそのまま倒れてしまう人もいるかもしれません。
そのようなことになれば、骨折や最悪、命を落としてしまう可能性もあります。
ケガをしてしまうと元も子もないので、僕は寝るまでベットから離して様子を見ます。
施設によれば、暖かい飲み物を出して落ち着いてもらうところもあると聞いたことがあります。
後々落ち着いて、眠くなれば、再度ベットに連れていき休んでもらうようにしています。
・寝れない時は、無理に寝かせようとせず、一度起きてもらい職員が見守り出来るところで過ごしてもらうのも一つの手
さいごに
以上が僕が夜勤中に大変だったなと思ったことになります。
大変なことばかり書いてますが、いい面もあります。
僕のところは、夜勤明けが休み扱いではなく、次の日は必ず休みになります。
なので、休みがすごく長く感じます!!
人によれば、明けの日そのまま寝ずに遊びに行く人もいるみたいです。
僕は寝れないと動けないので、帰ってすぐに寝ますが笑
またコロナ前であったら、夜勤入りが16時半なので、連休を取ってそれまで旅行に行っていた人もいました笑
また夜勤手当も施設によりますが、幾らかお給料が上がるので、大変なことばかりでもありません。
また元気な人やお金が欲しい人は、他の施設でも夜勤をしているみたいです。
僕の聞いたところは、1夜勤2万円だとか……。
かなり高いですよね……皆さんも他の施設でも夜勤をしてみてもいかがでしょうか!?
僕は寝ます(-_-)zzz