仕事をする上でどうしても切り離せない人間関係…。
これってどうにかならないのかしら。
仕事をする上で切っても切り離せないものと言えば、人間関係です。
僕も正直人間関係苦手です。
今まで沢山人間関係で悩んで失敗して来ましたが、今の職場は良好な人間関係を築いて仕事をすることが出来ています。
その経験談なども踏まえて、人間関係を良好にする方法を紹介していきます。
- なぜ人間関係は悪くなってしまうのか。
- 良好な人間関係を築く方法とは?
- どうしても良好な人間関係を築けないときはどうするのか?
なぜ介護の職場で、人間関係が悪くなってしまうのか?
なんで人間関係悪くなってしまうの!?
私だって悪い環境で働きたくない!!
こっちまでイライラしてしまう!!
そうなってしまうと必然的に雰囲気が悪くなってしまいます。
ましてや介護の仕事は、人対人の仕事。そしてチームワークで仕事をします。
なぜそもそも人間関係が悪くなっていまうのか?
仕事が忙しいので、雰囲気が悪い
とにかく業務業務業務。
誰かと話す余裕もないわ。
とにかく歩き回り、時には走り回り。業務に追われる。
そうなると、疲れが溜まってきて自然とイライラしやすくなる。
そうなると、
こんなに忙しいのに、あの人はなんて雑な仕事をするの!?
あぁー!!そのやり直しでまた時間取られるし、イライラする!!
こんな感じになってしまいますよね。
新人を迎える環境が整っておらず、常に人手不足
新しく入った○○くん辞めた!?
なんで!?
そもそも新人を迎え入れる環境が整っていない場合もあります。
- 教育係がいない。
- 教える人が毎日変わり新人が混乱する。
- 教えず放置されている。
- 人間関係が悪く新人も巻き添えにされている。
- 人手不足で教えることが出来ない。 等
雰囲気が悪いと人手不足で新人が入るも、すぐに辞めてしまい常に人手不足な状況になってしまいます。
そうなると、また業務に追われイライラすることになってしまいます。
介護への考えの違い
私はあの利用者さんは、○○だからこうした方がいいの!!
あなたのやり方じゃ時間がかかって仕方ない!!絶対に間違ってる!!
介護に関する考え方は人の数だけあります。
そのためどうしても介護に対する考えの違いでぶつかることがあります。
ただ、介護のサービスを提供するのは、利用者さん(人)です。
そのため、受け取り方はその人によります。
1人だけの考えが必ず正しいと言うものでありません。
あくまで考えであって人を否定するものではありません。
そのため、お互いに衝突しても
ああいう考えもあるんだな
と衝突せずに、意見を吸収しましょう。
介護の職場での人間関係を良好にするためにすることは?
あの人がイライラさせてるのに良好な関係なんて気づけない!!
そう思ってしまうと、介護職場での人間関係をよくすることは出来ないでしょう。
少しでもいい雰囲気で働きたいですよね。
小さなことでも少しづつ変えていけば、だんだんと雰囲気が良くなってくるかもしれません。
ここでは僕が介護の職場で人間関係をよくするためにしていることも含めて紹介していきます。
挨拶を元気よく
挨拶を元気よくされると、言われた方も気持ちがいいものです。
僕も元気よく挨拶することを心がけています。
中には挨拶する時は必ず目を合わせてる方もいます。
あの人挨拶の返事もしてくれない。
そんな人も中にはいるでしょう。
ですが、そんな人にも元気よく挨拶をしましょう。
返事がなくても気分がいいはずです。
毎日続けていれば、いづれ挨拶の返事をくれるようになるかもしれませんよ。
感謝を沢山伝える
僕はとにかく沢山感謝を伝えてます。
- 2人介助で移乗する時
- 些細なことでもしてくれた時
- 勤務が終わる時
必ず感謝を伝えるようにしています。
中には、
なんで感謝するの?当然のことしただけやん。
と言う方もいますが、
介護の仕事は基本的にチームワークです。
1人で出来ることはたかが知れています。そのため、誰かに何かをしてもらった時には、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしています。
そうするとお互いに気持ちがいいもので次も2人介助をするときもお互いに頼んだりしやすいものです。
謙虚に行く
既に紹介した2つにも精通していますが、謙虚にいくことです。
あくまで持論ですが、
自分が出来ると思っている人ほど、人間関係や雰囲気を悪くするものです。
1人で出来ることなんてたかが知れています。
お互いに学ぶことがあります。1人では仕事は出来ません。
そのためには、一人ひとりを大切にし、謙虚にいくことが良いです。
ホウレンソウをしっかりとする
介護の職場でよく聞くのが、
聞いてない!!
なんで相談しなかったの!?
などのコミュニケーションエラーから始まる人間関係の崩壊です。
人間は他人同士です。そのため、お互いに思っていることは口にしないとわかりません。
僕は自分が思っていることを出来るだけ全て口にしてコミュニケーションを取るようにしています。
中には、
言わなくてもわかるやろう。
そこまで言わなくても…。
って人もいますが、そんな些細なことが人間関係や雰囲気を悪くする要因になったりします。
そんなことで揉めて仕事の時間を使いたくありません。
そのため、指示や依頼をする時も必ず細かく言うようにしています。
苦手な人ほど沢山会話をして、その人を理解する
苦手な人と会話するのは誰しも苦手です。
ですが、それは相手のことをわかっていないから苦手なのかもしれません。
これは、職員間だけでなく利用者さん相手でも同じことが言えます。
会話をすれば、なんとなくその人が見えてきて苦手意識が克服されることもあります。
特に初めましての利用者さんは、会話をしないと何もわかりません。
そのため、こちらから自己紹介をしたり、自分のことを話して、相手のことも引き出し、少しづつ距離を詰めていけば、だんだんと相手のことがわかり苦手意識が薄れてきます。
上司も答えを持っている訳ではない
仕事は1+1=2のように答えが決まっているものではありません。
もちろん新人の頃は、何でも周りに聞かないとわかりませんが経験を積んで慣れてきた半年~は自分でも一度考えてから、上司に
○○したいんですけど
と自分の気持ちや考えを相談する仕事のやり方に変えていきましょう。
上司も正直仕事のことを聞かれてもわからないことがあります。
そのため、あなたの考えや気持ちを言ってくれるのを待っています。
なんでも上司が決めた通りに仕事をしていると、いざ1人立ちする時に自分で判断することが出来なくなってしまいます。
介護の職場での人間関係がどうしても改善できない時
仕事と割り切る
仕事の関係の人と会うのはあくまで仕事の時間だけです。
24時間のうち7~8時間だけと割り切って仕事をしましょう。
人間関係はあくまで仕事の中だけの話なので、外には関係ありません。
そのため、仕事の時間だけと割り切って仕事をしましょう。
人間を変えることは出来ない
自分は変えることが出来ますが、人は変えることは出来ません。
そのため、相手をコントロールしよう。変えようと思わないことです。
それは無駄な努力です。
人間は変わる意識があって初めて変わることができます。
嫌な人間関係があっても人は変えることが出来ないと言うことは肝に銘じておきましょう。
転職をする
どうしても人間関係が嫌で、プライベートまで影響してしまう。
職場の人間関係で心が病みそう。
そんな時は転職をしましょう。
自分を守るのは自分しかいません。
心を病んでしまっても、嫌な人間関係であれば助けてはくれないでしょう。
そんな時は、自分を守るために転職をするしかありません。
転職してもまた人間関係で悩むんじゃ…
そればっかりは正直わかりません。
ですが、
きっとどの職場に行っても多少なりとも人間関係で悩むことにはなります。
今よりいい環境になるように自分でも努力をしてみましょう。
仕事探しも一人でせずに、介護の専門の転職エージェントを付ければ、人間関係が良い職場やあなたの要望に沿った職場を探してくれます。
自分を守るためにも、いい人間関係を築ける職場で働きましょう。
まとめ
- 介護の職場で人間関係が悪くなるのは、仕事が忙しい、新人を迎える環境が整っていない、常に人手不足、介護への考えの違いがある。
- 介護の職場で人間関係を良好にするためには、挨拶を元気よくする、感謝を沢山伝える、謙虚にいく、ホウレンソウをしっかりとする、苦手な人ほど沢山会話をする、上司も答えを持っているわけではないと思っておく。
- 介護の職場の人間関係がどうしても改善できない時は、仕事と割り切る、他人を変えることは出来ないと思う、転職をする。
転職をするのは、最終手段です。
介護の人間関係が苦手で、転職を何回も繰り返してしまうと、すぐに辞めてしまうのではないかと、なかなか採用して頂けなくなります。
一度は、自分でも既に紹介した方法で介護の職場の人間関係を良くしようと努力することも必要です。
どうしてもだめな時は、転職をして同じ失敗を繰り返さないように、またよい職場で働けるように、仕事を探しましょう。
沢山の意見を聞き、それを吸収すればそれだけ自分の視野が広がる手立てになります。
介護の仕事は、1人では出来ません。沢山の人がいて初めて出来る仕事なので、周りの人の意見を聞いて自己成長に繋げましょう。