レクリエーション苦手……。
もうやりたくないよ…。
僕も今でも苦手…笑
でもこうしたら、苦手な僕も少しづつ慣れてきたよ!
こんにちは。未経験介護士のcandy(@candy08989116)です。
ここでは、そんなレクリエーションが苦手な人へ向けての記事を書いてます。
僕も苦手です笑
皆さんが施設でしている介護のレクリエーションって大体こんな感じでしますよね。

それは緊張しますよ。
そのため新人さんは、レクリエーションに対してハードルがなかなか高いです。

僕も苦手ですが、今年は行事委員会と言う毎月行事をする委員会に抜擢されてしまいました……。
僕が抜擢されたのは、おそらく入社当初は苦手でしたが、次第にレクリエーションが出来るようになったからだと思います。
正直今でも苦手ですが、
こうしてたら、いつの間にか慣れてきていた!!
を紹介しています。
是非ともレクリエーションが苦手な人は参考にして下さい。
- 苦手な人の気持ちがわかる
- レクリエーションが苦手な人の克服方法がわかる
- レクリエーションのバリエーションが増える
【レクリエーションが苦手】何故苦手意識をもってしまうのか?

僕が思っていた苦手な理由は…
- そもそもレクって何?
- レクのバリエーションがわからない。
- 何をしたらいいのかわからない
- 盛り上がらなかったら
- 人前で話すのが緊張する
- 準備がめんどくさい・時間がかかる

介護の資格の初任者研修でもレクリエーションの実演授業はなかったですし、
業務とは違って教えてもらうことがありませんでした。
なので、入社当初いきなり
レクリエーションをやって
って言われた時は、
この人何言ってんだ…。
って思いました。
僕の周りはレクリエーションが得意な人ばかりだったので、この辺は共感してもらえなかったんですよね。
レクリエーションって何?

どの施設でも、レクリエーション(略してレク)はあります。
- 利用者さんに楽しんでいただく
- 身体機能の維持、向上
- 認知機能の維持、向上
- リフレッシュ
- 利用者さん同士の交流 etc
以上の目的があります。
一番は利用者さんに楽しんでもらうことです。
もちろん他の項目も重要ですが、とにかく利用者さんが楽しんで出来るレクをする!!
特に新人の頃は、自分に必死で、
このレクは利用者さんの身体機能の維持につながる…。
なんて、思いもしません。
苦手な人は、とにかく緊張しか初めはありません。
とりあえず、慣れることを目標にして、
難しいことは考えずに楽しんでもらうこと&やりきることを考えましょう。

レクリエーションの種類

レク、レクって言うけど、何があるんだ…?
楽しんでもらうにしても、どんなレクがあるかわからないと出来ませんよね。
今から紹介するものは、準備物がないとできないものもありますが、
座って出来るものや、体一つで出来るものもありますので、是非参考に。
- 玉入れ
- 輪投げ
- 絵しりとり
- 連想ゲーム
- カラオケ
- 回想法
- 風船バレー
- カラオケ
- 映画
- 体操

今では、youtube等でも「介護 体操 レク」と調べれば、沢山出てきます。
そのままテレビにつなげて、利用者さんとするのも良し。
介護士が、youtubeを見ながら、利用者さんをリードするのも良し。
⇩のグーパー体操は、うちでもよくします。
レクリエーションの注意事項
利用者さんに楽しんでもらうのは、もちろんですが、職員が注意しないといけないこともあります。
ただ、楽しんでもらうだけじゃダメなんだね。
車いすのブレーキのかけ忘れ等、転倒しないように利用者さんに気を配る

あまりにも熱中しすぎて、車いすから落ちそうになる利用者さんもいます。
いくら楽しくても転落してしまうと意味がないですよね。
他の介護士と一緒に注意して、前のめりになってしまう人は、声をかけたり、こちらでそっと手を添えてあげましょう。
一人になる利用者さんがいないように
せっかくのレクなので、楽しんでもらうためにも一人の利用者さんが孤独にならないように、他利用者さんの隣にするや職員が側につくことで、孤独を感じないようにしましょう。
でも、利用者さんによれば、参加しなくて遠くから見ていたいだけの人もいるので、無理に参加させず、一緒に応援する等して、孤独にならないようにしましょう。

体調不良者がいないか気をつけて、周りを見ましょう
レク中に急に体調が悪くなる利用者さんもいます。
他の職員と周りを見ながら、体調不良者がいないか気にかけておきましょう。
自分が楽しむ!
まずは自分が楽しみましょう!!
楽しい雰囲気を出して入れば、次第に利用者さんも楽しいと感じてくれるようになります。
笑顔の人がいると、楽しい雰囲気になるのと同じです。
ただ、慣れていないと緊張で楽しむどころではないと思います。
周りの職員に、苦手なので一緒に進行してもらうようにお願いをしておく。それも出来なければ、拍手等効果音を大きくするなどでも、楽しい雰囲気は出るのではないかと思います。

自分が、レクのメインではない時は、拍手をするなど職員の緊張を和らげて上げましょう。
どんなにベテランでも多少は緊張しています。
拍手が大きいだけでも、なんだか楽しい雰囲気や盛り上がってる雰囲気がでるね。
コロナの感染対策を忘れない
これは、コロナが流行してる時期のみになると思いますが、各施設におそらくコロナの感染対策があるはずです。
僕のところでは、コロナの流行に合わせてレクも中止になったります。
それに合わせてマスクをするや、特に物を使いまわした時には、必ず消毒するなどの対策が必要になるはずです。
そもそものレクをする前に、どのような状況で可能か等確認をしておきましょう。


レクリエーションが苦手・嫌な介護士の克服方法

既に書いてますが、僕もまだレク苦手です。
ですが、なぜか今年は行事委員会(レクをする係です)に抜擢されてしまいました…
そんな僕なりの克服方法、是非参考にしてもらえればと思います。
全然盛り上がっていなくてもやりきる
初めのうちは盛り上がらないものです。
僕も初めてした時は、自分に精一杯で盛り上がりませんでした。
これは慣れるまで仕方ありません。
でも自分が頑張ってしているのを、利用者さんも職員も見てくれています。
後で職員にフィードバックをもらうのもいいですし、
意外と利用者さんも表面には出さなくても喜んでくれていることもあります。
大勢がいる中でなかなか1人だけ大声で笑ったりできないですよね。
それと同じで本当は楽しんでくれていることもあるので、
とにかく初めはやりきることを念頭に置きましょう。

大きな声を出せないのであれば、拍手を大きくする。
効果音を大きくすることで、盛り上がってる雰囲気は作れます。
一生懸命していることは、みな見ているので頑張りましょう。
レクがうまい人をそのままマネをして、まずは慣れる
とにかくマネをしました。
うちは夕飯前に必ず簡単なレクをするのですが、ある程度一定の決まりのようなものがあるので、それを必死に分析しました。
- レクを始める声かけをする(今から夕飯前のレクを始めます~!)
- 今日の日付を確認するor利用者さんに確認する(今日は何月何日ですか?)
- 夕食のメニューを読み上げる(今日の夕飯は○○です)
- ラジオ体操をTVで流す(DVD)or youtubeで体操をする
- パタカラ体操等口腔関係の体操をする(コロナの感染状況によりしないことも)
- 夕食の確認を利用者さんにする(今日の夕食のメニューは何でしたか?)
- レク終わりの声かけをする(レクを終わります。もうご飯来るので少々お待ちください)
僕のところは大体このような流れになっています。
わからない人、出来ない人は初めのうちは、絶対にレクのやり方をマニュアル化した方がいいです。
僕は苦手なので、出来る人、慣れている人のやり方をそのままマネしています。
- 挨拶
- 簡単な掴み(日付確認、簡単に肩を回したり、腕を伸ばしたり、足首を回したり 簡単な体操をする)
- レク本番
- 簡単な締め(今日はお楽しみいただけましたでしょうか? また来週もよろしくお願いします 等)
レクはほとんどがこのような流れでやっています。
ある程度慣れてくると、自分なりにどうしたらいいのかわかってくるので、
個性や応用、ましてや楽しんでもらうのは二の次です。
とにかくやり切りましょう。
他の職員によれば、指体操をしたり、最近話題のニュース、季節の行事(七夕、もみじ等)の話をしたりする人もいます。
施設にある物に頼る
特に新人の頃は緊張していて、大きな声を出せないこともありました。
そんな時は、施設にあるものに頼るのも一つの手だと思います。

例えば、
大きな声を出せない人であれば、カラオケのセットがあれば使わせてもらう。
見られるのが苦手であれば、TVに体操を流す。
僕のところであれば、このような感じです。
施設によれば、他にも何かあるかもしれません。
使えるの物は使わせてもらいましょう。
特に注目を集めるのが苦手、見られている感じが苦手な人は視線がTVや他のところに移るだけでも、やりやすくなります。
自分でもレクの種類を増やす努力をする
新人のころは、緊張もありますが、
そもそもレクってどんな種類があるのか。何をしたらいいのか。それ自体が不明でした。
レクって何!?
先輩社員に聞いても、うちは得意な人ばかりだったので、あまり共感してもらえず、ここは自分でネットや雑誌を購入して調べました。

ネットではリンク先の「石田竜生」さんの動画は良い参考にさせてもらいました。
指体操や体を使った体操が多いので、準備も必要ないので、すごく参考になります。
これを真似するだけで、レクが数個増えました。
雑誌は、介護のレクリエーションの専門誌のもので、「レクリエ」というものがあります。
それを参考に、レクリエーションを増やしたり、勉強をしていました。

あとは既に紹介しているこのようなもの
- 玉入れ
- 輪投げ
- 絵しりとり
- 連想ゲーム
- カラオケ
- 回想法
- 風船バレー
- カラオケ
- 映画
どれをするにしても、物が必要です。

まずは、道具の確認をしましょう。
もしなければ、施設で購入すれば、今後他の職員も使用することが出来るので、購入を職場の人に相談してみましょう。
場数を踏む・シュミレーションをしておく
後はとにかく場数を踏みました。

実際の知識があっても、本番では違うので、動画やネットで調べた知識を実際にやってみて慣れる。
そうすると、「これは反応イマイチかな?」、「これは喜んでくれた」等自分の肌感覚がわかってきます。
実際に自分がやってみて、好評なものがあれば、自信がつくはずです。
もし、やる前に不安であれば、先輩に「こう言うのしようと思うんですが」と相談してみるのもいいです。
こう言うのはどう?
っとアドバイスをもらえたり、
そこからレクの種類が増えるかもしれません。
周りの先輩に聞いて、協力を仰ぎましょう。
レクリエーションの準備って何をするのか?

レクをするには、準備が必要です。
簡単な体操であれば、体一つで出来るのですが、本格的なレク(七夕、夏祭り、クリスマス 等)となると話は別です。
まずは、何をしたいのか?ゴールから考えて行ってください。

例えば、クリスマスにレクをする場合
- クリスマス会を12月25日にしたい
- クリスマスであれば、ケーキを食べてほしい。
- ケーキを食べるには何が必要?
- 皿、フォークはあるか?買いに行くか?
- 何人分必要?
- いつまでにどこでいつまでに予約必要?
- 取りに行く?宅配してくれる?
- その日の出勤人数は増やせるか? 等
他にも、ケーキの種類や持病のある方の配慮、嫌いな人はどうするか? 等
細かいことを挙げるときりがありませんが、考える必要があります。
詳細については、以下のリンク先に書いてますので、参考までに。

レクリエーションがない働き方をする

もうレク嫌だ。辞める!!
介護の仕事をしていくると、なかなかレクと離れて仕事はしにくいです…。
ですが、レクがない働き方も中にはあります。
- 訪問介護
- 夜勤専属
- 介護度が高い特養
- 病院

特に訪問介護や夜勤専属はレクがなく働くことが出来ます。
特に訪問介護は、1対1なので大人数が緊張する人にお勧めです。
ただ、他の施設系は、
無いと思っていたのにレクがあった!?
ってことになりかねないので、
必ず働く前に確認をしておきたいですね。

おすすめのレクリエーション道具 ホワイトボード

準備物
ホワイトボードがあれば、あと用意するのは
- ペン
- ネタ
だけです。
準備する時間がないけど、がっつりレクしないと。
どうしよう……。
って時にすごく役に立ちます。
ホワイトボードレクでの楽しみ方
難しい問題は少しづつヒントを出す
なかなか答えが出てこないのに、そのままほっておくと利用者さんもわからないなら…。と諦めてしまいます。
少しづつヒントを出していくと、頭を使うので参加しやすいです。
答えがわかった利用者さんに、
○○さんヒントは?
って聞くのもいいね。
答えは全員でも1人に聞いてみるのもあり
問題の答えは、全員で一斉に答えてもらうのもいいですし、
○○さん、答えは?
と聞いてみるのも楽しめます。
無理に前に出て参加しなくてもいい
中には前に出て参加しなくても、遠くで眺めて「○○かな?」って考えている利用者さんも中にはいます。
無理に前に連れてこずに、1人で楽しむ方もいるので、無理強いはせず。

特に控えめな人は、「私は後ろでええですねん」って言われるので、
そんな方は他に職員がいれば、側で一緒に考えてあげるとすごく喜んでくれるよ。
レクの種類
連想ゲーム
季節にちなんだものを題材にすると、利用者さんも季節を感じたり、昔のことを思い出せるので誰でも参加しやすいです。
(絵)しりとり
普通にしりとりをして、ホワイトボードに書いて行くのも出来ます。
それ+絵しりとりでも楽しめます。
難読漢字読み
難しい漢字を書いて、それを当てていってもらうのも脳トレになります。
お題(野菜、魚、地名 等)を決めておくと利用者さんもわかりやすいです。
レクリエーションは1人では出来ません

僕なりの苦手なレクの対策方法を列挙しました。
何よりレクは、参加する方もされる方も一人ではできません。
他の職員に頼って、盛り上げてもらったり、助けてもらったり、逆の時には、同じようにしてあげたり、全員が一丸となれば、楽しいレクが出来るはずです。

新人のころはまず人前で話すことに慣れ、慣れてきたら元気よく楽しくレクをしましょう。
・自分でもレクを増やす努力をする。
・苦手な人は上手な人のマネをして、とにかく慣れる。
・レク用品を使用して、自分の苦手なところを補う。
・レクがない働き方も視野に入れてみる。
介護歴が長い人ほどレクに慣れているので、「レクなんて簡単」「新人なんて仕事出来ないんだから、レクは出来るでしょ」と思って、振られることもあります。
正直新人(特に未経験)には、ハードルが高いです…。
出来ない場合は、断り次回から出来るように見学させてもらいましょう。